笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

星になんてなれないよ。

2010-11-18 04:56:05 | 日記
しし座流星群が今朝ピークだと聞いたけど、
やっぱり天気が悪くて観られそうにありません。
もっとも天気が良くても、
夜でもギラギラ明るいこの場所では、
星の観測なんて無理でしょうけどね。

私は都会育ちなので満天の星空なんてのは、
旅先で何回か観た程度。
生まれ育った工場の街は夜でも灯りがともり、
それはそれでキレイだけれど、
自然を愛でるのは無縁な場所だったし、
生まれた街を出ても、
住む場所は生活に便利な所ばかり、
生活に便利と言うのは自然には遠いという事。

今まで縁がなかったにも関わらず、
星が見たいと思うのは、
やっぱり少し疲れているのかもしれない。
星は小さな光でも自分の力で輝くから好きだ。
娘に星の名前をつけたのもそんな願いを込めて。
私は自分の力に限界を感じてきている。
流星のように最後の力を振り絞って、
どこまで光を放つ事ができるか?
これからが踏ん張りどころだ。

最近自ら命を絶つというニュースをよく耳にする。
昨日も市内の中学生が自殺をしたと聞いた。
自殺に関しては同情もきれい事も言わない。
おそらく自分は自分の命には淡白な人間だろうから。
今こうしてブログを書いている自分が、
自分の死を気付いていない魂だけだとして、
「お前はもう死んでいるよ」と言われたら、
「ああ、死んじゃったんだ」と素直にいるべき場所に帰るだろう。
だけど自殺は無理だ。へたれだから。
淡白だけど命あるうちはしっかり使わせて頂く。
私は自分の葬式も墓も悲しむ人もいなくてもいいと思ってる。
「あいつ面白かったよな」と笑いながら思いだしてくれれば嬉しい。
その為には自分も人も悔いなく、
別れが言えるように生きなければいけない。
自ら命を絶つ事を選んだ人に、
「辛かったね。かわいそうに」とか、
「自殺なんてしてはいけない」とか、
なんかそういうのと自分の感情は少し違う。
辛くても、悲しくても、疲れても、
どんなに生きるのが嫌になっても、
命が「終了」っていうまではとりあえず生きる。
良くも悪くも自分に関わった人たちに、
自分を愛してくれた人や、嫌って憎んでくれた人に、
「じゃ、またね。」って手を振ってお別れする事が、
人生ゲームの「あがり」になるんじゃないかなと思う。
もし現状が辛くて辛くて仕方ないとしても、
とりあえずゲームは続けなくては。
生きてゲームを続けていれば「逃げ」も戦略の一つだ。


死んでも星になんてなれない。
星になって輝くなんてできない。
自ら輝く事が出来るのは命ある者の特権なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする