一年前のあの日

あの震災から一年が経ちました。

あの日私はホテルのベッドメイク中でした。
始めは揺れを感じることなく、
クローゼットのハンガーが、
カタカタと音をたてていました。

「怪奇現象？？」などとバカな事を思っていたら、
一瞬めまいのように体が浮くような感じがして、
まるで船に乗っているかのような揺れが来ました。
その時は７階のフロアにいたので、
大きい波のような揺れだったのかもしれません。

立っているのも困難でしたが、
何故か私は呑気にもベッドメイクを続行していました。
他のメイドやハウスマンがすでに避難しているというのに
リーダーが私がいないと部屋まで探しに来てくれて、
初めて事の重大さに気が付いたのです。

津波警報が出て、
ホテルに暫くカンヅメになりました。
携帯は全く繋がらず、
メールもなかなか送信できず、
娘への連絡が取れませんでした。

テレビには驚くような光景が映し出され、
避難先のフロアは泣き叫ぶ声で騒然としました。

バスや電車は止まり、
徒歩で帰るしかありませんでした。
同僚のゆみちゃんがずっと泣いていたので、
手をつないで彼女の家の近くまで一緒に歩きました。
道路は水が噴き出てボコボコに陥没していました。
ウォークマンをラジオに切り替え、
崩れた道を延々と歩いていました。


あれから１年。

被災者にとってはまだ最中の出来事です。

忘れてはいけない、

負けてはいけないのです。

今一度、がんばろう日本！



話は違いますが、
昨晩の私は神が降臨していました。
とてつもなく多い来客数を、
ほとんど待ちを出す事なく、
一人で捌ききってしまいましたよ
当欠が２人も出たうえに、
いつもよりかなり忙しかったせいですが、
自分で神業と思うような仕事っぷりでした
ものすごい達成感なので、
自画自賛でブログに記しておきますわ