アンジェリーナ

昨日はまたしても日本人が私だけ

もう慣れたからいいんだけどさ。

タガログ語にもけっこう慣れたし、
解る単語もだいぶ増えたから、
完全に理解出来なくても雰囲気は解る(笑)

しかし昨日はハウスマンやランナーまでフィリピン人だぁ

しかも新人さんで、
間違った物を持って行こうとしたから、
思わずフワッグ！（だめ！）と注意したら、
新人のランナーくん、
驚いて「フィリピン人か？」と聞いてきた。
じつは日本男性の不誠実から、
日本で生まれフィリピンで育った子は多い。
このホテルにもそういう若い子が何人も働いている。
日本で生活の目途がたったフィリピン人の母親が、
自分の親戚に預けていた子を呼び寄せるのだ。
不景気とはいえ日本の方がお金稼げるからね。
でも子供の頃にフィリピンで育ったので、
日本語はほとんど出来ない。
日本人の顔と名前を持っているのに、
彼らは外国人なのだ。
どうも新人ランナーくん、
私をそんなフィリピン人か？と聞いてるようだ。

ここでよせばいいのに、
またしても悪戯心が疼いてしまった私、

ローザから教えてもらったタガログ語で、

オォ、アコ　アイ　フィリピーナ。
アコ　シィ　アンジェリーナ（そうそうフィリピン人のアンジェリーナよ）

他のフィリピン人大爆笑！！！

そして奴らも悪戯好きでノリがいい。

イエース！アンジー！アンジー！！と囃したてる。

新人ランナーくん、
すっかり信用してしまった

それから部屋で顔を合わすたび、
何やらタガログ語で話しかけてくるけど、

全然わかんないぉ


教訓、


純情な青年を騙してはいけない