田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

桜に艶歌

2010-04-07 15:09:57 | 演歌(艶歌)
今年の桜は、ありがたいことに、蕾から開花そして今日の満開まで随分と時間をかけて呉れたものです。
こちら前橋では、ついに満開宣言!
おかげで、さくら、桜といつまでも酔い続けて居られます。


                     ※今日とは4月6日のこと  

桜を愛でながら花鳥諷詠を試みようと勇んで出かけてみました。
今週は今日が絶好のお花見日和とのことなので。

ついこの間まで、まったくの冬枯れ景色だった木々は、淡いピンク色の衣装を身にまとい、艶やかな姿に変身。

桜をぼんやり眺めていたら、何故かウキウキ気分どころじゃなくなって、ため息と共に心はどんんどんブルー。
こんなことしていて大丈夫?
誇張して言えば、憂き世のかなしさ、はかなさがドット噴き出してきたようで、一句捻るどころではありません。

こんな事じゃ、ダメじゃん! せっかくの桜鑑賞なのに。   




この私、綺麗なものを見ていると何故か、悲しくなってしまうのです。潜在意識の中に一体何があったの?

桜を見るには余分な悪しき雑念など持たず、正直で素直な心が必要です。
そのためにも、お花見は、素面(しらふ)でするもんじゃありませんね~

もうひとつ、心を清浄にするのに艶歌(演歌)。哀調を帯びたあの調べ。日本人にはなくてはならぬものです。
お酒と艶歌は、正に百薬の長。艶歌は心の毒を消し去って、慰めと夢を与えてくれます…


艶歌の歌姫――香西かおり、坂本冬美、長山洋子、藤あや子……皆綺麗な花ばかり。また心が痛みます。

『流恋草』ようやく口ずさめるようになったのに!

 このッ 浮気者!




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