今日から「お盆」です。
今年も高知の田舎に帰れず、東京の家で「盆」の仏壇作りをした。
「今年もまた墓には帰らないでココだからな・・・スマンな!」
と、おふくろに言って線香とろうそくを焚いた。
そして・・・・・チィ~~ン 手を合わせた。
今年で11年目になる・・・
田舎では、「迎え火」を家の入口に焚くが、マンション暮らしでは無理だ。
仏壇も小さく、供え物・飾り物も置くことは難しい・・・。
回り灯篭も置けない・・・。
お膳もたいして並べる事は出来ない・・・。
お坊さんを呼ぶなんて、とんでもない話しだ
田舎のお坊さんは、俺の後輩が来る訳だが・・・
昔、3回忌の時に・・・
俺 「おまえ手抜きすんなよ! しっかりやれよ!!」
坊 「はい・・・しっかりやります!」
と、そんなやり取りがあった・・・。
が、7回忌の時には・・・
俺 「ちょっとアレだな・・・短くてもいいんじゃないか!!」
と、そんな事を言ったのを思いだす。
っと言うのも、まともにやったら長くて参ってしまう・・・
夏だし、暑いし、足は痺れるし
まぁ、7回忌ともなると、そんなにちゃんと全部読まなくてもいいらしい・・・。
それよりも何よりも、「もてなし」が大事だ
高知だし・・・
飲むし・・・
皿鉢(さわち)料理をド~ンド~ンド~ンと長テーブルに並べる訳ですよ・・・。
酒はビールと日本酒。
それを、差しつ差されつ飲む訳ですよ
女はもっぱら台所仕事に追われ、宴会の場には座れません・・・。。。
台所で飲んでる訳です
高知だなぁ・・・
線香をあげに来てくれる人達は、何かと理由をつけて「お客」・・・いわゆる「宴会」をしたがる。
「お盆」なんてのは、モッテコイの理由づけになる
昼間っから飲める訳だしヒヒヒ
地元の人間達は、焼けて真っ黒だから飲んでも赤みが解らない
見た目はシラフそのものだ。
だが、喋るとヘロッヘロだ
宴会の 場では強気の男達
家に帰れば 逆転し
高知だなぁ・・・
っとまぁ・・・
そんな田舎の風習は別にして・・・
「お盆」だからと言って、東京でそんな事をしてると・・・
「まぁ!いい男が昼間っから飲んで・・・・・ねぇ~!」
と、近所の奥さま方にヒンシュクを買う事は間違いない
まぁ俺も東京36年!
もうそんな事は東京ではしてないが・・・・・。
海・・・
潮風・・・
波音・・・
真っ青な空・・・
星明り・・・
虫の声・・・
そして・・・・・空気。
あぁ・・・・・
帰りてぇ~~~~~~~~~~~~~~~~