たま~にだが、よ~く行く・・・(どっちやねん)
その場所とは・・・・・
【中野サブナード】
俺の好きな「銀たこ」はあるし・・・
「街のおかし屋さん」はあるし・・・
美味い「焼き肉屋」はあるし・・・
適当な値段で買える洋服屋はあるし・・・
上げたらキリがないくらいに楽しめる街・・・【中野】
そんな中野で、最近よく行くスポットがある
サブナード2階にある無人の「マッサージ室」だ。
ココは、100円を投入して10分間揉んでくれる・・・いわゆるイス型の『自動マッサージ器』だ。
サウナとか温泉場の浴場によくあるアレだ。
この前その場所で、とんでもなく面白く、半端じゃなく愉快で、腹がよじれるくらい笑った状況に遭遇した
こんなに笑ったのは最近ではよくあったハハハ・・・・って、あったんかい
いやいや嘘嘘
今年「初」ってくらいの笑いだった
ほいたら
・・・・・って、言わんのか~~~い
ハハハ 冗談はさておいて・・・
詳しく、覚えてる限り再現してみよう
ちょいと長くなりそうだが、お付き合い下され
店内には、先客のお婆ちゃんが一人居て気持ちよくモミモミしていた。(先婆)
俺もさっそくマッサージ器に座り、コインを投入して気持ちよくマッサージをしていると
一人のお婆ちゃんが入ってきた。(後婆)
どうやら先客のお婆ちゃんとは知り合いみたいだ。
二人は、大きな声で会話が始まった・・・(どうやら耳が遠い者同士みたいだ。)
※この辺りで俺は既に「ニヤニヤ」とツボにハマりつつあった
そして二人のコントは・・・・・
始まった (※ちなみに、この二人の会話は「大声」って事を踏まえてお聞き下さい)
後婆 「あれっ? これは・・・どうやるんだい??」
先婆 「えぇ~~?? あぁ・・・そこに100円入れて、赤いのを押すんだよ」
後婆は、100円を入れて赤いのを押してマッサージ器は始動した。
(この時、既に2分くらいかかっている)
が・・・
後婆は、隣の先婆の方を見て立ちあがって、何やらウロウロとしている
どうやら隣の先婆のように、自分のイスも倒したいらしい・・・
後婆 「これはどうやったら倒れるんだい?」
先婆 「えぇ~? あぁそれはリモコンの左側の矢印のある・・・あぁ~それは左側だから・・・ 右側だよ右」
後婆 「えぇ~? あぁこっちかい? ・・・・・あら 止まっちゃったよ」
先婆 「だからそれは電源ボタンだから・・・押しちゃ止まるに決まってるよ! あんたさっき自分でそれ押したでしょうに・・・
赤いのは押しちゃダメだよ!!・・・・・だからそうじゃなくて 左側の矢印の下側の・・・・
だから、イスの下側じゃなくて・・・リモコンの下側の矢印だよ・・・」
先婆は、イスから立ちあがって後婆に何とか教えてあげたいのだが
自分がマッサージ中だから離れられずにいて、どうにもならない状態にイライラしている。
※一旦、ストップボタンを押せばいいのだが・・・先婆もそこまでの理解力はない。
それでもなお、後婆のボケは威力を増している
後婆 「この緑のやつかい?? おぉ~何だかグングンくるねぇ・・・」
先婆 「えぇ~?? だからそれじゃないって・・・下向きの矢印を押すの!!」
※この時点での二人の「やりとり」に、俺はもう笑いが止まらず、マッサージどころではなかった。
※婆ちゃんは、喋る前に必ず「えぇ~?」と、聞いてから答える。
(言っておきますが、耳が遠い二人だから大声で会話してますからね)
やがて、後婆もようやく操作が解ったらしく、イスはグ~~~ンと勢いよく倒れた。
が、180°状態だ。
ちょっと倒し過ぎの感はあったが、本人満足してニコニコ状態だ
俺は経験上、嫌な予感はしたが・・・
そして先婆はスイッチをON
すると案の定・・・
後婆 「イタタタタタ ちちちょっとちょっと~~~~・・・・」
先婆 「えぇ~? あらっ! あんたそれは倒し過ぎだよ!! 起こして起こして・・・」
後婆は、どうやら「強」のスイッチを押して、なお且つ、180°状態だから
自分の全体重がマッサージ器に加わり揉みが始まる訳だから、かなり痛いハズだ
腹筋もないから、自力では起き上がれない・・・。。。
後婆 「えぇ~? どれだい?? 赤かい? 緑かい??」
先婆 「えぇ~? そうじゃないわよ! 今度は上向きの矢印を押すの!!
あんた! ちゃんと話しを聞いてんの?」
この時、店内は二人で大騒ぎ状態だ
ボケの後婆にツッコミの先婆・・・。。。
俺は、大笑いの声を殺してマフラーを口に詰め込むのに必死だった
その内、後婆もいい感じに落ち着いてやっとひと段落
が、しかし・・・
後婆は何やらリモコンに興味があるらしく、ジ~ッと見ていじっていた。
その状態をこっそりパチリッ
かなり長くなってきたから、ボチボチ終わりにするけど・・・
とにかく、これまでの状況を想像してみて下さい
わかるかなぁ・・・・・
そして最後にはまだ「オチ」があったのだ
写真の状態のように、やっと落ち着いた先婆だったが
この後・・・
「カチッ!」
無情にもマッサージは終了したのだ
・・・時間切れだ
「えっ??」
先婆は唖然をくらっていたが・・・
当たり前だ
後婆は、コインを入れてからのドタバタが長すぎたため、マッサージをする時間が短くなったのだ。
正味「3分」くらいのマッサージだったと思う・・・
って事で・・・
いや~~コントをみてるようなメッチャ楽しい最高の時間だったなぁ
みなさんも是非行ってみて下さい
素晴らしい自然体のコントが見れる・・・・・かも??
ご楽読ありがとうございました
ほいたら