菊池川便り

:::菊池川の釣り情報:::高田つりぐ発

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解禁を迎えた菊池川のヤマメ

2012-03-04 23:44:57 | ヤマメ
3月1日に待望の解禁を迎えたヤマメ釣り、皆さんの釣果は如何だっただろうか。
こちら菊池川水系の本支流の釣りも、あいにくの雨模様の天気が災いしたのか
例年の派手な好漁のニュースは聞かれなかったものの、なかにはそこそこの
釣果を上げた方もおられた様子。

初日の1日から今日(4日)までの間に聞かれた、当地のヤマメの状況をお知らせ
したい。まず今年の気象は1月の後半から2月にかけて、例年にない強烈な寒波に
見舞われ、加えて少雨の天候が続いて解禁時の川の水加減が心配されていた。

しかし、2月の後半からは次第に雨模様の日がが多くなり、時には適当な雨量の
日もあって、解禁当日の水位は充分に回復していた。解禁初日は、皆さん初釣りの
ヤマメの期待に早朝から竿を出されていたようだ。

結果は、朝からは例年のヤマメの数や型が見られず、早々に釣場を移動されたり
中には納竿された方も多かったようだ。今年は菊池川漁協では、例年実施していた
2度の放流を1度(昨年末)に絞っており、そのためヤマメは釣場全域に分散して
いるものと思われる。

初日に菊池川本流に釣行した方たちの報告では、低水温と雨模様の天候の
ためか、当りが極端に小さく、例年の放流直後のヤマメに見られる大当たりは
稀だったと云うことだ。

これは初日、27センチを頭に10匹の釣果を上げた人、同じく初日岩野川で
20匹の人、4日(日曜日=雨)に本流で20匹を釣った人と、皆さんが共通して
話されたこと。

今年の菊池川のヤマメは、放流後の冬の期間に完全に野生化しており、エサ
とりの当りも敏捷なら、小型でも20センチはあるパーマクも鮮やかな魚体は
まさに、宝石ともいえる姿で釣り上げた嬉しさは、充分に満足できるという事だ。

この所、菜種梅雨とも言われる雨が続き、時には増水も見られて、これからも
ヤマメ釣りの状況は、しばらく好時会いが続くのではなかろうか。みなさんも
一度、いや再度菊池川のヤマメ釣りに出かけてみられては。
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