鮎釣り解禁間近の菊池川状況

鮎釣りファン待望の解禁まであと僅か。
先日（２８日）菊池川支流の岩野川、内田川の状況を視察してみた。

岩野川は下流から八幡橋、小鳥町の小川合流点のカーブ、小坂橋、
河原谷、鹿北町の栗瀬橋（国道３号に掛かる）、ゆーかむ前、皆瀬橋、
鹿北ゴルフ場入り口、板曲公園、小川内の古田製茶前と廻ったが、
どの釣り場も多少の差はあるものの、魚影も濃く、ハミ跡も多く見かけられた。

その後内田川へ向かい、矢谷から下へ山下橋、岩本橋、三井原橋、
西郷橋、中村橋と覗いてみたが、どの場所も昨年よりは多くのハミ跡が
見られたし、途中で会った菊池川漁協の監視員の話では、今年は
放流の歩留まりもよく、どの川も魚影、ハミ跡とも多いものの、まだ
群れアユの状態のところが殆どという事だった。

５月１２日に降った雨では、山鹿市下流の菊池川で８４ｃｍ、岩野川筋の
城で５０ｃｍ程の増水があり、この分では５月の降雨量は順調かと
思われたのだが、その後に纏まった降雨がなかったため、今年もかなりの
減水状態で解禁日を迎えることとなったものだ。

来店されたお客様の話では、迫間川の市野瀬、玉祥寺、袈裟尾地区と
菊池川本流の木庭橋から藤田橋、葉山団地裏にかけても同様との事だった。

今後適当な降雨により川の水位が回復すれば、その後の鮎釣りは、昨年以上の
釣果が望めるのではなかろうか。早急の降雨が待たれるところである。