昨年11月に蒔いた小麦(ミナミノカオリ:パン用の強力粉になる)。順調に育って梅雨入り前の5月末に収穫しました。
スズメの被害に会いましたが、それでも麦にして9.4kg、予想以上の収穫量でした。
小麦は米と比べたら栽培は簡単で、虫や病害にも強いため農薬も必要ありません。(大規模栽培の場合は知りませんが・・・)
籾摺り(もみすり:米や麦ともみを分けること)は米のように臼のような機械を使う必要がなく、手でこすると簡単にもみが剥がれます。
古代から世界中で主要な食料として栽培され続けている理由がよくわかりました。
5月29日麦の刈込。時期的に少し早かったのですが、夜から雨の予報で、スズメの被害もあるので早めに刈り込みました。手作業(ノコギリでの刈込)で1時間かかりました。 
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きれいに穂が揃っています 畑の端の方はスズメに食べられた穂もありました。スズメ除けキラキラテープの効果はほとんどありませんでした。 
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1週間ほど軒下で穂を乾燥します。 
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6月9日&10日。脱穀も手作業です。これが一番時間がかかります。休み休みで2日かかりました。 
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6月17日、今年から導入の自作の唐箕(とうみ)、サーキュレーターで風を送ってもみ殻と麦を仕分けます。 米と違って麦のもみ殻は手でこすると簡単に剥がれます。手でこすったものを投入していきます。
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結構楽しい作業です。一度では分級仕切れないので、何度か通す必要があります。 下に動画もあります。
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麦わらは知り合いから頂いた剪定枝用の粉砕機で細かく裁断。畑のマルチングに使います。鶏のユズがわらを足で掻いて邪魔をするので抱えています。 
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全部で9.4kg。2年前に初めて作った時は5kgだったので期待以上でした。 まだもみ殻が少し残っていますが、粉にひく前に取り除きます。
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これが小麦色ですね。 
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イワタニのミルで1分ほど粉砕。 まだ麦の乾燥が足りないようで粉がだまになり、少し粒が残っています。これで全粒粉パンを作ります。
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6月18日。パナソニックのパン焼き機で焼きました。全粒粉だけでは膨らみにくいので市販の強力粉と半々にしました。小麦の香ばしい香りと味がするおいしいパンになりました。
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ボランティア先の粟生間谷の畑。両端はトマト、収穫はこれからです。いつも鶏のエサ用の野菜をもらって帰ります。 
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自作の唐箕(とうみ)の動画です。
2018年6月16日麦の唐箕
何事も体験と思って楽しんでいます。
唐箕の動画も楽しく見ました
(唐箕初めて知りました)
全粒粉パン美味しそう、香りをかいでみたいです
私も陸稲で経験がありますが、
お米は籾摺りが一番大変な作業ですね。