これは(28 2012年度トマトの育苗その2)の続きです。いよいよ収穫の時期となりました。 トマト栽培の途中で、昨年こぼれた種が自生トマト苗として出てきて、そのまま自然任せにほって置いたものです。 何トマトか解らなかったのですが、これが仁山ミニトマトだと解り自生トマトの強さを感じないわけにはいきません。初めの成長は遅くどうなるものやらと、感ずる間もなく他のトマトを追い越してしまいました。 来年はすべて自生で育てます。
,12-08-27 自生仁山ミニトマト(1) ,12-09-18 自生仁山ミニトマト(2)自家採種4年目に入る。これが極めて美味だった。
,12-08-27 4年目に入ったボンデローザ雨よけの下、美味に育ってくれている。 旨みは十分にあるが甘みがもう少し欲しいところ。 形は歪だが味は絶品といわれる代物である。4年目に入りようやく乗ってきた感がする。 年々良くなる法華の太鼓
,12-09-11 種用に取り残されているボンデローザ。色・品種の形・美味しさ・収穫時期・大きさ各個体の根張りや、草勢維持の能力等など考慮して選別される。 トマトは自然交雑率の低い自植性作物で自家採種においては異品種と数メートル離す程度で交雑を避けることができる。極めて扱いやすい作物である。花芽分化には日長や温度は影響せず、体内の炭水化物の充実により促進される。 トマトこそが炭素循環農法に当てはまる作物と思っている。
,12-09-11 調理用イタリアントマト。 このトマト交雑してしまったかもしれない。 最初の味と違う気がするのだが。形も大きくなっている。 確かな自家採種を心がけていきたい。トマトはこの他にアロイトマトがある。アロイとは美味しいという意味があるそうだ。 自家採種3年目である。 種を取り寄せるのに品切れで1年待った経緯がある。 当時の野口種苗店にはご苦労をお掛け致しました。 自生種の方法はトマト1個をそのまま来年のトマト畑に落として軽く土を掛け、雑草の葉を被せておくだけです。来春芽が出たら自然のまま、そのままで育てます。強い種が採れます。
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