年金基金が解散するそうだ。
お金がないらしい。
お金を積み立てて配布するというシンプルなものにしておけば、こういう話はなかったのだろう。
積み立ててない人にも支給するとなると、そうは行かなかったのだろう。
分かりにくさと同時に不平等さが、計画を立てた人間(政府)への信頼を損なって、よりコントロールが複雑になっている。
厚生年金や健康保険はたいていのサラリーマンにとってほぼ強制的な税金と変わらない。
収入の25%は税金や年金、健康保険などで強制的に引き落とされている。
これに会社の任意の保険や、生命保険とか個人年金とか加えると4割弱は生活とは直接関係のない支出だ。
手元に残った6割強のお金も、使う際に8%むしりとられる。実際に使えるお金は6割弱。
話しはそれたが、不自由な思いをしてここまで失敗しているのに、他が成功しているというのはあり得るのだろうか?
年金の縮退をすべき時期に来ている気がしてならない。