高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2011/12/17 緑のボランティア専門講習 サポレンコース実地研修2 自然公園 高尾地域

2011-12-20 23:18:55 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

       

平成23年12月17日(土)、今朝の高尾は随分冷え込んだ。その分、雲一つない抜けるような青空の下、稲荷山コースの東屋からは新宿副都心の高層ビルやスカイツリーまで眺望することができた。
 本日、「東京都環境局自然環境部緑環境課」所管の緑ボランティア専門講習の実地研修が高尾山で行われた。受講生15名及び東京都の近藤課長はじめ3名のレンジャーとサポートレンジャー9名(緑ボラ事務局担当者1名を含む)が朝9時に清滝駅前に集合し、3班に分かれて順次稲荷山コースに向けスタートした。コースの途中では高尾の自然、森の特徴、登山道の状況、利用者の実態など、現場に触れて体験するという真に実地研修に相応しいものであった。受講生の中には高尾山が初めての人或いは久しぶりの人もあり、多くの質疑を交えながら高尾山の実態を学ぶことができたようだ。特に「解説板」「案内板」「頭上注意」「植生回復中」などの一つ一つの説明に深い関心を寄せていた。山頂近くの6号路・5号路交点から1号路トイレ建設現場間の5号路脇に小さな「シモバシラ」が沢山見られ、受講生を歓迎していた。11時40分頃、山頂に到着。青空をバックにくっきりと浮かびあがった冠雪の富士山もその雄姿を見せてくれていた。
午後は12時30分から14時過ぎまで約1時間半にわたり、ビジターセンターにおいて説明が行われた。レンジャーからは、活動エリアや活動内容全般についてパワーポイントを使った説明があり、次いでサポートレンジャー会からは活動状況の詳細説明を行った。
下りは1号路~いろはの森コース~4号路~1号路を経て下山した。4号路の途中では、レンジャーから高尾山の特徴である植生(樹木の種類)の説明を受けた。1号路をはさんで北斜面と南斜面の天然林の様子が対照的なのがよく分ることに何度も何度も頷く受講生の様子が非常に印象的であった。
受講生の皆さん、お疲れ様でした。(HS、HI)

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