たかさんの退屈な日常生活

今日も何もすることがない無駄な時間が過ぎてゆきます。

今年のサマーバケーションは四国一周のドライブ旅行!

2022-08-18 10:33:34 | 旅行
この夏はコロナも落ち着いたのか、またまた蔓延しているのか、よくわからない状態ですけど、とにかく以前のように蔓延防止とかの規制がないので、3回目のワクチン接種を信じて、どこか行こうかってことになりました。
でも海外へ行ったら、現地でのPCR検査や帰国後隔離とかで、休暇明けの通常生活に支障が出てきそうなので、なるべく人と会わない身近なドライブ旅行にしようということです。


一応ネットの情報でそれなりの計画を立てて、まずは淡路島経由で徳島へ!
でも徳島は阿波踊り真っ只中の期間に入ることになるので今回はスルーして、宍喰温泉まで約230km走って(ちょっとキツイ)宿泊です。ここ「ホテルリビエラ宍喰」っていうんだそうです。

外観は何か大層な感じですが、内観はそうでもなくて、温泉の湯もぬめりのあるいい感じで、大浴場もそこそこ広くて満足のいくものでした。 <初日走行距離 約230㎞>

翌日は第一目的地の「室戸岬」。

何十年ぶりかに訪れましたが、昔のイメージがまったく出てこなくて、こんな草木に囲まれた場所にあったんだって....。

で、せっかく四国に来たのでここへ行かなくては「虎党」の名が廃るってことでやってきました安芸タイガース球場!

阪神タイガースのキャンプは1軍の沖縄キャンプには行ったので、2軍の安芸キャンプにも行こうと思っていたのですが、ホテルが取れなかったりして、ずっと実現できていなかったんですよね。
で、今回の旅行でオフシーズンですが、とりあえずグランドを観てきました。
気のせいか駐車場の停まっているクルマも大阪ナンバーが多かったような。
今年の阪神タイガースは開幕9連敗スタートで、どうなるのかなって思ってましたけど、ここにきて何とか面目を保てる位置にいます。優勝は無理だとしてもせめて5割以上の勝率でクライマックスシリーズに出てほしいですね。


安芸球場を後にして、久しぶりの高知へ。
前回は俗にいう名所旧跡をまわった土佐見物的な旅行でしたが、今回は何の目的もない四国走破みたいな旅行ですので、そのまま高知市内の宿泊ホテル「CHRESセリーズ」を目指します。

ここも外観は大層ですが、なかはそうでもありません。でも調度品にこだわっているみたいで、1階ロビーはもちろんですが、ゲストルームにもあまり内装に見合わないようなテーブルやチェストとかが設置してありました。
私の個人的な意見ですがちょっと成金趣味かなって。<2日目走行距離約120km)


3日目は今回の第3目的地足摺岬を目指しまず。
ところで、いつの間にか「四万十」がメジャーになって、都市名も中村市から四万十市に変わっていたなんて全然知りませんでした。
そういうことならぜひ四万十川も見ていかなければと、有名になった沈下橋へ向かいました。
 
さすが日本三大清流のひとつに数えられる川ですね。

これが一番下流にある「佐田(さだ)沈下橋」です。正式名は「今成橋」っていうそうです。

きれいに舗装してあって地元のクルマはフツーに行き来しています。

四万十川には沈下橋がぜんぶで48あるんだそうですが、上流まで行く時間の余裕も体力もありませんので、ここだけにしておきます。

やってきました四国最南端の足摺岬!
   

足摺岬と室戸岬は同じ太平洋を望んでいるのになぜか異なったイメージを感じます。


で、本日の宿泊ホテルはこちらです。

元々お遍路さん相手の旅館だったそうですが、改装、増築してから今年で50周年を迎えるとのことです。
近くに38番札所金剛福寺がありますが、当方は家人共々まったく興味がありませんので、由緒ある立派なお寺らしいがスルーです。
ただ単に足摺岬から二番目に近いホテルだということで予約しました。(一番近いホテルは満室で予約不可だったので)

ま、いずれにしても50周年ですから、朝夕の食事はそれなり??で、かなり年季の入った室内と設備もそれなりですから、とくに1Fホールでエレベータに乗るのに、いきなり段差というか階段があって、あれひょっとしたら建て増しの名残かも知れませんが、大荷物を持っている人にとってはちょっと辛いと思います。
<3日目走行距離約160km>

皆さんは「見残し」って地名ご存知ですか?
弘法大師が見残したからその名前が付いたという訳のわからない海岸です。


グラスボートや観光船に乗って、海の中や海岸線をぐるっと観てまわるそうですが、この2~3日海が荒れていてずっと欠航とのことでした。以前来た時もダメだったんです。
でもご覧のように海は素人が見る限りでは問題ないと思うのですが、こういうのってやはり知床観光船の影響もあるのかなあ........って思いました。

というわけで、今回もまた、グラスボートも観光船も、足摺海底水族館も見残して、もちろん宇和島、八幡浜、大洲も通り越して一路道後温泉へ!
でも土佐清水に「ジョン万次郎資料館」というのができていると聞いて、愛媛に入る前に、ちょっとだけのぞいてみると、ジョン万次郎含めて5人も一緒に遭難したことを初めて知りました。


道後温泉の宿泊ホテルは「オールドイングランド道後山の手ホテル」です。<4日目走行距離約220㎞>


オールドイングランドという冠がついているとおり、レセプションもゲストルームもなかなか上品な設えで、大浴場もそれほど広くはないですが、道後温泉源泉からの引き湯とのことでいい感じでした。
またレストランの食事も悪くなかったので、ここだったらまた泊まってもいいかなって思いました。

当初は道後温泉で夕方までゆっくりして、東予から夜半出港のフェリーで帰る予定でしたけど、道後温泉は何度も来ているし、夜まですることもないので、ドライブ旅行を完遂するために大阪まで走ることにしました。

で、せっかく四国に来たのだからうどんを食べなくてはと、大阪のうどんと同じくだし汁の入ったうどんです。
家人共々、高松のぶっかけうどんみたいなのはどうも苦手で、本日の昼食は高速道路を途中で降りて、大阪でも馴染みのある「川福」さんにしました。


腹ごしらえも済んで、自宅目指して走ります。
道後→高松→大阪<5日目走行距離約340km>

今回の”4泊5日の四国一周ドライブ旅行”は全走行距離1,070kmと、二つの岬以外は俗にいう名所旧跡みたいなところへは行かずに、ただ走っただけの旅行でしたけど、久しぶりの長距離ドライブで、普段は*スーパーカー呼ばわりされている家人の愛車も喜んでいることでしょう。(オシマイ)
*スーパーにしか行かないクルマのことです

久しぶりのバスツアー参加(恵那峡、阿智川&妻籠)

2022-08-02 09:58:07 | 旅行
お久しぶりで~す。2年ちょっとのご無沙汰なんですが、新型コロナに罹患したわけでも、怪我をしてたわけではないので。ま、いろいろあって、ちょっとブログを更新する気がなくなってしまって.........。

そんな相変わらずの退屈な日常生活のなか、とある旅行社から送ってきたツアーカタログをぼーっと見ていたら、「星空ツアー」みたいなのがあって、「夜空を見上げるなんて長いことしてないなあ...。」なんて柄にもないことを考えて、バスツアーのような慣れない1泊旅行に家人と二人で申し込んでみました。

ところで、バスツアーの1日走行距離を200kmぐらいしてくれないと、慣れないものにとってはかなりきつい。
初日に第一目的地の恵那峡まで300km近く走りました。😫
それでも恵那峡自体はご覧のようにお天気も良くて爽快です。

ENAKYOの「Y」が最初からなくて、そこは自分で人文字作れっていう、バカにしたような内容にノってしまいました。(笑)

クルーズ自体はこんな船に乗ってまわります。

でも、恵那峡って川岸に大きな岩がいっぱいあって、それぞれに人が勝手な名前を付けて楽しんでるっていうか、別に大したものでもありません。またそれらをクルーズ船から撮影しようとしても、船が船外に出られる構造ではないためすべて窓ガラス越しの撮影になるので、撮影自体もうまくできないのが残念です。

で、その日の夜、今回のメインイベント「阿智川星空ツアー」はお天気がイマイチ.......。😞
せっかくこんなところまで来たのに星空の撮影ができなくてガッカリですね。自然が相手なので仕方がないけど。


当夜の雰囲気はこんな感じです。
 


翌朝から「赤沢自然休養林」というところへ連れていかれたのですが、ここがまあまあいいところで前夜の残念な気持ちが少し和らぎました。
おそらくここは、関西居住者にはほとんど認知されていない場所だと思いますね。
この蒸気機関車はアメリカ製で「ボールドウイン号」と呼ばれて、大正から昭和中期まで木材運搬に活躍したそうです。
 

木曽ヒノキは安土桃山時代から築城などの材料として使用され、その乱伐によって山々は荒れ果てたそうですが、江戸時代に入って尾張藩が厳しいおふれをもって守り、明治以降は皇室の「御用林」とし、戦後は「国有林」として管理しているとのことでした。
 

こんなトロッコ列車(森林鉄道)に乗って渓流沿いを走ってくれます。
 

これ通行手形?みたいな木製チケットをいただきました。


結局、今回の1泊旅行は、都会で見ることのできない「星空観賞」という目的は果たせず、都会では味わえない「森林浴」を体験することになって、森林セラピーなどの研究でいわれる「フィトンチッド」を浴びたのか?どうかはわからないですが、とりあえずは良しとします。(完)

<オマケ>
帰路途中の自由昼食とかで妻籠へ連れていかれたのですが、ここもまあコロナのせいか、かなりひなびた感じで、昼食をとる店舗も数件しか営業していなくて食事の選択肢がありません。(笑)
もう宿場町として栄えたイメージがなくなっていました。かろうじて面影だけでも......。