【中国東方航空】
8月14日 西安14:00➡上海・浦東16:15
泊まっているホテルを出て、エアポートリムジンバスが発着する別のホテルへ移動。
エアポートリムジンバス
西安空港・国内線ターミナル
中国東方航空のカウンターでチェックインをして、ボーディングバスをもらった。
ここまでは順調
しかし、その後、全く予期せぬ出来事・全身が震える出来事があった。
それはセキュリティチェックでの出来事。その原因は主に私にある。
セキュリティチェックの際には、機内持ち込みバッグからパソコンを取り出して、バッグとは別のトレイに入れてチェックを受けなければならない。
しかし、不注意にもバッグにパソコンを入れたまま金属探知機のゲートを通過した。そのゲートを通過する際に、アラームが鳴って警備員に全身を金属探知機で検査された。そして、OKの合図があったので、ベルトコンベヤーに乗っている私のバッグを取って検査終了と思いきや・・。
とんでもない出来事が待っていた。
海外旅行で命の次に大切なものはパスポート、パスポートの次に3番目に大切なものは、私にとっては「パソコン」です。ほとんどの人はスマートフォンだろう。
昨年、ドイツ・フランクフルトからの帰路、乗り継ぎのドバイ空港で、ホーチミン行きの飛行機に乗れずに真っ青になったことは以前にブログに記載しました。その時に危機を助けてくれたのがパソコンだった。
海外旅行に行く時は、12インチのパソコンを機内持ち込みバッグに入れている。海外旅行は何があるかわからないから。
そのパソコンが・・
話を今回のセキュリティチェックに戻すと、検査終了後、DUTY FREE SHOPが並ぶ通路を数十メートルほど歩いた所で、後ろから肩をたたく人がいる。その人は警備員で、私のパソコンを手に持ってわざわざ追いかけて渡してくれた。
一瞬、何があったのか呆然としたけど、半透明の袋に入っていたのは私のパソコンだった。
驚いて、嬉しくて、思わずその警備員の手を握り締めた。あ~あ助かったと思った。
でも、一体全体、どうしてバッグに入れていたパソコンが、バッグから消えていたのか?
動揺して、その場にへたり込んでセキュリティチェックの場面を思い出してみた。
通常、警備員は勝手に客のバッグを開けることはない。不審な物が入っていないかと思った時は、客に指示してバッグを開けさせて検査する。今回の検査ではそれがなかった。
パソコンがバッグから消えたのは、私が金属探知機で検査を受けている時に、別の検査員が私のバッグからパソコンを勝手に取り出したとしか考えられない。
セキュリティチェックを通過する時は、忘れ物がないかどうかをいつも慎重に確認している。パスポート、時計、ベルト、財布、カメラなどなど。
そういえば、私のトレイと次の客のトレイの間に、半透明の袋に入ったパソコンらしき物があったのを思い出した。しかし、半透明なので外からは私のパソコンかどうかわからない。次の客のパソコンかもしれない。勝手に触れない。
もし、私のパソコンが西安空港の検査場に置かれたままになっていたら・・今頃は廃棄処分?
もし、警備員が、検査場に取り残されたパソコンに気づかなかったら・・
検査場を出てから数十メートル歩いていたから、もし、追いかけてくれた警備員が私を見失っていたら・・
ホーチミンのアパートに着いて、バッグの中にパソコンがないことに気づいてパニックになっていたかもしれない。
先に書きましたが、海外でトラブルになった時には、旅行会社(私の場合、主にエクスペディア)のサイトにアクセスして、新たに航空券やホテルをインターネット決済しています。そうしないと帰国できないから。
今回の教訓(セキュリティチェックの際には、パソコンをバッグから取り出す)を忘れないでおこうと固く誓った。
パソコンには、重要な個人情報を保存している。金融機関の情報や、家族・友人などのメールアドレスなど。これが悪用されたらとんでもないことになる。