今日、V大学へ授業に行った際に、大学の前に7月にオープンしたファミリーマートに寄りました。会計を済ませると、レジの女性が「ありがとうございます」と言うので、どうして日本人だとわかるのだろうかと思いながら、帰りかけた足をレジに戻し、他のお客さんが来るまでしばらく話しました。
「アルバイトの時給はいくらですか」と聞くと「1時間15,000ドン(75円)です」。地元の食堂でフォー(うどん)を食べても30,000ドンぐらいしますので、ベトナムの物価水準からしてもあまりにも安すぎるので、「安いですね」と聞くと、「ファミリーマートは他の店より給料が高いです」とのこと。
ベトナムの庶民食フォーを食べるのに2時間も働かなくてはならないなんて。その女性は朝8時から夕方5時まで、途中の1時間の休憩をはさんで8時間働いています。一日の給料は12万ドン(600円)です。いくらベトナムの物価が安いといっても1時間働いても「フォー」さえ食べれないなんて。
その女性が日本語を少し話しますので、「どこで日本語を勉強しましたか」と聞くと、D日本語学校に通っていましたが、お金が続きませんでしたので途中でやめました」とのこと。
大学にしろ、日本語学校にしろ、学費は相当高いです。その中で一生懸命に勉強している学生を見ると、こちらも頑張らなければという気持ちになります