takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

北アルプス <薬師岳・槍ヶ岳・上高地>その2

2023年07月29日 | 福岡

 

 前回の北アルプスーその1ーは、佐賀を出発して電車とバスを乗り継いで、薬師岳の登山口「折立」に到着したところまででした。

 登山口でキャンプして長旅の疲れをいやし、翌朝「折立」(1350m)を出発し、太郎平小屋(2330m)までの急登(標高差1000m)をあえぎながら登っていきました。途中の見晴らしのいい地点からは「有峰湖」が眺望できたと思いますが、きつくて景色を楽しめるような状況ではありませんでした。

 太郎平小屋近くのサイト地でキャンプ

 翌日、荷物を置いて薬師岳(2926m)までピストン(往復)

 翌朝、黒部川源流薬師沢小屋(1910m)へ下ります。

 薬師沢小屋から「雲ノ平」山荘(2500m)に向かいましたが、この急登は、樹木の中ほとんど展望がなくきつかった。

  

 

 

 雲ノ平山荘から三俣山荘(2550m)、三俣蓮華岳(2841m)、双六岳(2860m)、双六小屋へ

 

 双六小屋から槍ヶ岳までは、両側が断崖絶壁で身がすくむような切り立った「西鎌尾根」を慎重に進みました。

 

 

 

  次回は、槍ヶ岳登頂ー大天井岳ー常念岳ー横尾山荘へ

 


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北アルプス <薬師岳・槍ヶ岳・上高地>その1

2023年07月25日 | 福岡

 

 今回から<北アルプス合宿>の巻です。

 大学に入って、わずか3か月間のトレーニングを経て、日本の屋根と呼ばれる北アルプスに挑みました。

 

 高校の時は帰宅部でしたので、大学へ入ったら何か高校ではできなかったことをしたいなと漠然と思っていました。<登山>とはっきり決めていたわけではありません。

 そして、入学後、大学のメインストリートには、サークル入部を勧誘する幟旗が立ち並んでいました。その中で選んだのがWV部でした。

 

 7月の夏合宿前に、登山に順応する体を鍛えるために、

  〇 九重へ新人歓迎登山

  〇 佐賀県の名峰「天山」へ歩荷トレーニング

  〇 大学の校舎でサークルのメンバーを背負って歩荷

  〇 有明海へ10キロのランニング

 

  など・・高校時代では考えられないトレーニングを積んできました。

 

 そして、北アルプスへ出発です。

 メンバーは、4年のFさん、3年のリーダーМさん、1年のKさんと私の4人です。

 2週間の合宿で必要な食料、ガソリン、テント、個人装備などを加えると、約40キロの荷物になります。

 

 40キロ・・今じゃ考えられない。

 荷物に加えて、登山靴は片方で2キロぐらい・・もう呆然とするしかない。

 

 当時の計画書がないので、おおよその行程を思い出しながら書いてみると

 

   〇 長崎本線(佐賀ー鳥栖)

   〇 鹿児島本線(鳥栖ー門司港)

   〇 山陽本線(門司港ー神戸)

   〇 東海道本線(神戸ー米原)

   〇 北陸本線(米原ー金沢)

   〇 金沢から富山までは不明

  

  富山駅から富山地方鉄道に乗り換えて、電鉄富山ー有峰口下車

                    有峰口からバスで折立着

 

  大学1年の北アルプス合宿は、登山口「折立」から始まり始まり~~~

 

  次回は、折立から太郎平小屋ー薬師岳ー黒部川源流の薬師沢を経て槍ヶ岳

 


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十勝・大雪山ー終わり-

2023年07月23日 | 福岡

 

 前回は、5人のメンバーで宗谷岬へ到達したところまででした。

 

 稚内から宗谷本線で旭川へ戻り、旭川から石北本線に乗り換えて網走へ向かいました。

 

   貧乏旅行なので、ホテルなどには一切泊まらず、北海道内は列車内で寝泊まりするか、キャンプしていました。

 

 網走から釧網本線に乗り換えて小清水原生花園で下車

 

 屈斜路湖畔で下車しキャンプしたような・・記憶

 

 釧路から根室本線に乗り換えて帯広着、帯広の公園でテントを張って寝たような・・

 

 帯広から札幌へ到着

 

 札幌では、稚内で別れた1年のOさんとTさんに1週間?ぶりに再会しました。携帯電話がなかった時代によく日時が合わせられたものだと思います。

 

 札幌ビール園で久しぶりの再会を祝して乾杯。ビール中ジョッキに7~8杯飲んだだろうか。すっかり出来上がってしまいました。

 

 札幌から函館本線で函館へ

 

 函館から津軽海峡フェリーで青森へ

 

 青森からどうやって佐賀へ帰り着いたのか全く覚えていません。

 

 こうやって大学2年の長~い夏合宿が終わったのでした。

 

 思い起こせば、大学時代、ほとんど勉強しなかったな~。生活費や合宿費を賄うために、いろいろなアルバイトを経験しました。

 一番長く続けたのは、映画館(あっち系)の映写係でした。昼間は従業員が映写していますが、夕方から早朝にかけて従業員がいない時間帯に割のいいバイト。働く場所は客席の2階にある映写室。

 映写機が2台あって15分ごとに大きなフィルムを交換するというもの。深夜ですから眠さとの闘い。

 一度、大失敗をしでかしたことがありました。睡魔からフィルムの交換に間に合わず寝込んでしまいました。お客さんが映写室に上がってきて起こされてしまいました。

 翌日、映画館の社員からひどく怒られてしまいました。

 映画館のアルバイト以外には、筑後川河川敷の工事、佐賀テレビのゴルフ中継、学習塾の先生、家庭教師などいろいろなアルバイトをしましたが、いつか話す機会があるでしょう。

 

 次回からは、大学1年の夏合宿編ー

      北アルプスの巻です。

 


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十勝・大雪山ーその5-

2023年07月14日 | 福岡

 

 前回は、十勝・大雪山を縦走し、層雲峡で合宿を終了したところまででした。

 合宿終了後、そのまま5人のメンバーで日本最北端の地「稚内」を目指しました。

 

 その時、合宿で使ったキスリング、テント、その他重い荷物を佐賀へ送り返したのか、あるいは行く先々でキャンプするために持って行ったのか、思い出そうとしても記憶が蘇りません。

 

 軽装で旅行したかったので、たぶん荷物として送り返したんだと思います。

 

 層雲峡からバスで旭川へ。旭川では、サークルの先輩Aさんから教えてもらっていたラーメン屋「青葉」に行きました。旭川駅から宗谷本線に乗り、終点「稚内駅」で下車。稚内駅からバスで目指す「宗谷岬・宗谷岬灯台」へ。

 大雪山山系の縦走と、その後の北海道旅行の写真が一枚も残っていないのが残念の極み。2013年4月にベトナムへ渡る前まではアルバムに保存していましたが、スーツケースに入りきれないので、他の合宿の写真も含めて全部捨ててしまったのだ~~!

 5人は稚内駅に戻り、ここで「利尻島・礼文島」パートと「道東」パートに別れました。記憶があいまいですが、たぶん1年のOさんとTさんが利尻島・礼文島へ、2年のIさん、Oさん、私が道東パートだったと思います。

 当時、携帯電話がありませんでしたが、8月〇日に、札幌のビール園(ジンギスカンの食べ放題、ビール飲み放題)で再会を約束したように思います。

 

 道東パートは、宗谷本線で旭川へ戻り、旭川から石北本線で網走

 

 次回は、網走~原生花園~小清水~屈斜路湖~釧路~帯広~札幌

 

 


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十勝・大雪山ーその4-

2023年07月12日 | 福岡

 

 前回は、オプタテシケ山(2013m)登山まででした。

 7月19日 双子池~コスマヌプリ~銀杏が原~トムラウシ山裾野(キャンプ)

 7月20日 トムラウシ山裾野~トムラウシ(2141m)~五色岳(1868m)~忠別小屋(泊)

 

  合宿中、幸いにもヒグマに遭遇することはありませんでしたが、ヒサゴ沼か高根ケ原あたりで、雪渓にヒグマの足跡を見つけました。

 また、朝、テントのチャックを開けるとすぐ近くに可愛いキタキツネが餌を探しに来ていて、「おはよう」と挨拶したのを覚えています。

 

 

 

 7月21日 忠別小屋~忠別岳(1963m)~平ケ岳(1752m)~高根ケ原~白雲石室(泊)

 

 7月22日 白雲石室~白雲岳(2230m)~北海岳(2149m)~間宮岳(2185m)~熊ケ岳鞍部(キャンプ)

 

 7月23日 熊ケ岳鞍部~旭岳(2291m)~姿見ノ池~沼ノ平

 

 7月24日 沼ノ平~北鎮岳~黒岳石室(泊)

 

 7月25日 黒岳石室~黒岳層雲峡<合宿終了>

 

 7月12日に佐賀駅を出発し、約2週間の夏合宿が終了しました。

 

 今から44年前の夏、キスリングに40キロぐらいの荷物(テント、食料、ホエブス、ガソリンなど)を背負って、2000m級の大雪山山系を縦走しました。今、仮に同じことをやれと言われても「無理・無理」

 

  

 層雲峡温泉で2週間分の垢をさっぱり落として、汚れた服も捨てて実に気持ちよかったなぁ。

 

 合宿終了後、そのまま5人のメンバーで日本最北端を目指しました。

 

 次回は旭川経由稚内

 


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