ホーチミン・タンソンニャット空港に無事に着いたんですが、ここでまたしてもトラブルが発生しました。
手荷物が行方不明になったんです。私自身の経験では手荷物が行方不明になったのは3度目のことです。福岡空港で1回、タンソンニャット空港で2回です。
手荷物が行方不明になる原因は2つあります。
一つは、航空会社のミスによるもの。これは、乗り換え便によくあるケースで、航空会社が乗り換え空港でミスをして最終目的地へ運ばなかったもの。
二つ目は、乗客が故意に手荷物を持ち逃げするケースです。この持ち逃げによる被害は、ずっと以前までは、航空会社の社員が出口で荷物の番号を照合チェックしていたので、持ち逃げの被害は少なかったんです。しかし、今は、どの航空会社も経費削減のため、この出口での照合チェックをしていません。ですから、悪意の乗客が他人のスーツケースを故意に持ち逃げしても防ぐ手立てはありません。自分の荷物は自分で守るしかないんです。
しかし、飛行機を出て、イミグレーションを通過するのが遅れると、他の乗客に持ち逃げされる危険性が出てきます。私は、過去、3回手荷物の行方不明事件に遭っているので、飛行機を出ると、できるだけ急いでイミグレーションに行き、そこを通過して手荷物のターンテーブルに向かうようにしています。
手荷物が行方不明になる原因は上記の2つなんですが、今回の行方不明は航空会社のミスのようです。
「ミスのようです」と書いたのは、原因がよくわからないんです。
ターンテーブルから手荷物が出てこなかったので、「Baggage loss」の窓口に行って手荷物紛失届を出しました。その係員が私の手荷物タグを基に書類を書いてくれたんですが、私が「When is my baggage expected to arrive」と聞くと、「Tomorrow」を連呼するだけで、何のことやらさっぱりわかりません、
明日が何なのか、明日どうしたらいいのかさっぱりわかりません。困り果てました。
手荷物には、現金やカードなどの貴重品は入れていませんが、パソコン周辺機器やCタイプのアダプター変換器など海外旅行に必要なものを入れています。これがなかったら大変困るんです。