10月は神無月（かんなづき、かみなしづき）。なぜ神のいない月なのか。よく言われる、出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなる事だそうですが、逆に出雲では旧暦10月を神在月（かみありづき）と称しています。いずれにしても単なる数字で表すより何かロマンを感じる表現です。四季の中でも10月頃が一番過ごしやすい季節でしょう。この頃自然の風景も少しづつ変化していきます。三島郡を端を発する“川久保渓谷”にこの時期「オタカラコウ」「アケボノソウ」「ミカエリソウ」など平野部では見られない野草が群生しています。
