“えべっさん”で親しまれていて、一年の商売繁盛などを願う祭り「十日戎」が関西方面で新年に行われます。大阪では今宮戎、兵庫県の西宮戎が有名。高槻市の戎神社でも行われた。「戎(恵比寿)」神は、「七福神」の中の一人で、釣り竿と鯛を両手に持ってほほえんでいる神様ですが。遠くの海からやってきて人々をしあわせにする架空の神様です。漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれています。中でも縁起物で笹に「吉兆」(きっきょう)と言う小宝の銭叺(ぜにかます)・銭袋・末広・小判・丁銀・烏帽子・臼・小槌・米俵・鯛等をつけて家に飾るのが代表的なもの。
新年あけましておめでとうございます” 2008年の新春を迎えました。今年もあちらこちらの神社・仏閣では善男善女の初詣客で賑わっています。ここ高槻市の地元の神社でも初詣風景が見られます。最近は正月の過ごしかたは様々です。海外へ出かける人、故郷へ帰る人、地元でゆっくり過ごすなど人それぞれです。やはり年の初めのケジメとして近くの神社等に参拝するのも心新たまるようです。
今回の親睦旅行も最終見学地「大和ミュージアム」へ。ここは広島県呉市にあり、名前も呉市海事歴史科学館。呉市と言えば、地形的に天然の良港と言われ、古くは村上水軍の一派が根城にしており、明治時代以降は、帝国海軍、現在の海上自衛隊の拠点となっている所。この近くには旧海軍兵学校があった江田島市があり、又造船・鉄鋼・パルプ・機械金属などを中心とした臨海工業都市として発展しています。この大和ミュージアムはこの土地に明治時代以降の造船の街あるいは軍港・鎮守府としての呉の歴史や、基幹となった製鋼や造船などの科学技術を展示することを目的に、旧海軍の誇る戦艦大和の模型などが展示されている。