ウォルシュ:
人間は絶滅の道を進んでいるのでしょうか?
神:
そうや。
その可能性をそろそろ本気で考えないと自滅を避けることはできへんやろう。
抵抗すればするほど相手は強くなるからな。
しっかり受け止めたとき、相手が消える可能性があるんや。
そのとき誰かが傷つくかもしれない。
でも後で分かる。
誰も何の被害も受けてへんことに。
君はもっと大きな計画を理解し相手を赦す。
ウォルシュ:
大きな計画とは何ですか?
神:
ちいさな粒を2つに割ったところを想像してみ。
それをさらに2つに割ってみ。
それをひたすら繰り返していく。
どうなった?
ウォルシュ:
何回やったところでまだ分割できます。
神:
無限やな。
無限を見たろ。
つまり、完全に壊してしまうことはできひんと思わんか?
無限に分割できる、これがすべての生命の秘密や。
ウォルシュ:
全てが神であって他に何もないとはそういうことですか
神:
全ては一つ。
そこを踏まえて大きな計画について話すで。
かつて、自らが光であることを知っていた魂があった。
この魂は新しかったから何かを体験したくて仕方なかった。
わたしは光だ!と言ったところでそれを体験することはできなかった。
なぜならそこには光しか存在しなかったから。
そこで、その魂は神様にお願いした。
「自分が光であることを体験させてください」
神様は喜んで地球へとその魂を送り出した。
魂は地球で闇を体験した。
そして魂はこう思った。
「神よ!どうしてあなたはわたしを見捨てたのですか?」
ワシはな、一度も小さな魂を見捨てたことはない。
常にそばにいて本当は何者であるか思い出させようとしている。
だからワシは小さな魂にメッセージを送った。
「闇の中の光になりなさい。」
そして、闇の中にいることを呪ったらあかん。
最も大きな試練が最も大きな祝福になる。
ワシはどんな試練(体験)を望むか小さな魂に問うた。
その小さな魂はな、「赦しを体験したい」と答えたんや。
しかし、一つ問題があってん。
ワシが創造したものは全て完璧で愛そのものやった。
だから赦す相手がおらへんかった。
そこに別の小さな魂が進み出たんや。
「わたしを赦す相手にしてください」ってな。
その小さな魂は続けてこう言いよったんや。
「地球でわたしはあなたにひどいことをしますので、あなたはそれを赦してください。
ただし、わたしにひどいことをされたとき、本当のわたしのことを思い出してほしい」とな。
「わかりました、その時には必ずあなたのことを思い出します」
そう約束しあって、小さな魂たちは地球へと旅立っていったんや。
それが今のこの地球であり、大いなる計画の真相や。
小さな魂の約束は、君とワシとの約束や。
小さな魂よ。
君は約束を守ったかな?
(完)
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