ルシフェル:
「イスラエルは1948年にロスチャによって建国されたといったわよね。
イスラエル建国に関する都市伝説を一つ紹介するわ。」
リウゼ:
「ありがとうございます。
ルシフェルさんって都市伝説テラーだったんですね。
よろしくお願いします。」
ルシフェル:
「神や悪魔ってのはね、何にでもなれるのよ。
でね、イスラエルが建国された前年1947年にね、死海文書っていう聖書の原点と言ってもよい古文書が見つかったのよ。
死海の近くを歩いてた人がたまたま足をすべらせて発見につながったんだけど、もちろんそれは神がはからったものよ。」
リウゼ:
「ほう、それは意味深ですね。
イスラエル建国の前年に見つかったことに意味があると…?」
ルシフェル:
「そうね、物事は全て必然よ。
死海文書は世界の終末を予言しているわ。
元祖ヨハネの黙示録ね。
でも、現在の聖書とは決定的な違いがあるのよね。」
リウゼ:
「なんなんすか?その違いって。」
ルシフェル:
「現聖書ではメシアは1人であるのに対し、死海文書ではメシアは2人存在するの。
もしかしたら今の聖書はもうひとりのメシアの存在を意図的に隠している可能性があるわけ。
じゃあ隠した人は誰なのか…」
リウゼ:
「バチカン…ですか?」
ルシフェル:
「そこはあなたたちの楽しみのために話さないでおくわ。」
リウゼ:
「…」
ルシフェル:
「じゃ、死海文書に書かれている予言を紹介していくわね。
『エルサレムの荒廃のときが終わるまでには主が預言者エレミヤに告げられたように70年がある。
あなたの民とあなたの聖なる町については70年が定められているのだ。
これは咎を終わらせ、罪に終わりを告げ、不義をつぐない、永遠の義をもたらし、幻と預言者を封じ、聖なるものに油を注ぐための期間だ。
その後、終末の時代に移行する。
わたしは邪悪な国土に出陣し邪悪なものたちと礼をともにした。
貧しいものたちの命は大いなる混乱の中でもてあそばれ、押し寄せる災厄がわたしの歩みと同調していた。
そのとき滅びの罠があちこちでひらき、邪悪な網と邪悪な者たちの投網が全ての水面を覆いつくすのだ。
滅びの矢はいっせいに放たれて一つ残らず命中するだろう。
この世界のありとあらゆる高みに激流が溢れ業火が全ての泉を枯れさせるがごとく全ての木々を飲み尽くして枯れさせるだろう。
まばゆいほどの明るさの炎とともに現れる激流はその水を飲んだもの全てを消滅させるだろう。
光の子らは最終的にメシアの出現によって勝利と救いをもたらし、闇の子らは背後に控える悪の権化ベリアルとその使いたちとともに永遠に滅ぼされる。
やがて全ての神の民に救いが訪れる。
神の側につくものには栄光が訪れ、サタンの側につくものには絶え間ない破壊に苛まれるであろう。
ヤペテの息子らは大いに困惑しアッシリアに対する全ての援助は打ち切られる。
キッティームによる支配は終わりを告げ不平等はなくなる。
闇の子らが享受していた特権は跡形もなく消える。
メシアはイスラエルの王ダビデの子孫から現れる。
メシアは2人現れ、全ての国々の上に神の王国を建てて永遠の平和がもたらされる。
呪いが地上を食い尽くし、世界はしおれ、わずかな人間しか残っていない地獄の世界。
その中で声を張り上げて喜びを歌い神の威光を讃えて叫ぶ者達がいた。
イスラエルの神をあがめる西の人々。
神をあがめる東の国の人々。
人々よ、心かたくななままで歩んではならない。
1人の預言者とアロンおよびイスラエルのメシアの現れるまで。』
以上が死海文書の予言よ。
じゃあ、エルサレムが荒廃したのはいつなのか?
エルサレムではユダヤ教、キリスト教、イスラム教の信者たちは平和的に礼拝を行っていたが、1948年にイスラエルが建国されたあと、エルサレムは混乱しエル サレムは国際管理下に置かれた。
このことをエルサレムの荒廃とみなしたなら、その70年後は2018年。
2017年、トランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都とすると宣言し、認められなかったけどこれまた大混乱を起こしたわ。
でもね、トランプはアメリカ大使館を強引にエルサレムへ移転させたの。
なんでそんなことをしたのかしらね?
いつか教えてあげる…フフ…
この頃、トランプはネタニヤフと仲がいいと思われていた。
けど、『最初あったときにこの人は信用できないやつだと思った』と最近言ってたわね。
トランプは、親イスラエルだけどシオニストに対して敵対しているのよ。
1948年から70年以上経過した今は終末の時代に突入していることになるわね。
光の人々と闇の人々は共に礼をしていたとあるけど、最初は光の人々も闇の人々も見た目が同じで見分けがつかない様子がうかがえるわね。
投網のように罠にかけていくという表現もそれにリンクするわね。
善人たちは気づかないうちに闇の人々の罠にハマっていくのよ。
注意深い人達はこのことにすでに気づいているわ」
リウゼ:
「確かに2020年あたりから、いろんなことが起きてますよね。
パンデミック、ワクチン問題、ウクライナ戦争、イスラエル戦争、阿部さん暗殺事件、岸田さん暗殺事件、トランプ暗殺事件やら…
イスラエルは市民を虐殺して、ウクライナはいよいよロシアに侵攻しちゃうし、最近では第三次世界大戦になってもおかしくない状態と言われてますよね。
死海文書の予言の内容も核戦争を連想させるものですよね。」
ルシフェル:
「予言だと核戦争は必須のようね。
ぜひそうなって欲しいところだわ…フフフ…
核戦争の前にメシアに出てきてもらいたいところでしょうけど、わたしたち魔族がそうはさせないしね。
で、死海文書によればそのメシアは一人だけじゃないと言うんだけど、都市伝説界隈ではその人はモーセの子孫だと言われているわ。
モーセはイスラエルの民を引き連れカナンの地を目指したんだけど、神の怒りを買いカナンの地に入ることができなかった。
120歳にしてモアブの地で亡くなったとされている。
でもね、その時モーセは気力も体力もあってピンピンしてたの。
モーセは神の怒りを買ったのではなく、次のミッションを神から与えられていた。
それは東の地を目指すことだった。
モーセはアロンの杖とマナの壺をアークから持ち出し配下たちとともに東の地を目指した。
石板は重たいからそのまま置いてったそうよ。
そして行きついた先が日本国徳島県だったわけね。
2つの神器はそこに眠っている。
モーセの墓は石川県だけどね。
で、その子孫が今の天皇家に混じってるってわけね。
破滅寸前の世界で、イスラエルのメシアとともに天皇が世界を救うことになるというのが死海文書の予言よ。
信じるか信じないかはあなた次第よ…フフフ…」