
アミ小さな宇宙人その①
アミ小さな宇宙人その②
アミ小さな宇宙人その③
アミ小さな宇宙人その④
アミ小さな宇宙人その⑥
アミ:
「地球はまだまだ未開文明。
昔に比べたら進歩してきてるけど、まだまだ残忍さが残ってるよ。」
アミはスクリーンに実際に地球で起こっている戦争のシーンを映し出す。
子供や老人が住んでいる建物をめがけて、兵士が戦車からロケットを発射している。
アミ:
「我々は何もできない。
それぞれの惑星や国や人間の進歩に関して誰も何も干渉することはできない。
かつては僕も残酷な野獣だった。
人を殺したり殺されたりと何回も同じことをしてきたよ。
何度も死んで人生を繰り返す中で、少しずつ宇宙の基本法を学んで、今の僕がいるんだよ。
あの兵士も同じ。
そうやって少しずつ学んでいって成長していく。
愛の度数が、ある程度になると僕たちも援助ができるようになるんだよ。」
アミとペドロは、別の惑星へと移動する。
オフィル星。
空には地球で見るより50倍くらいの大きさの太陽が光り輝いている。
空は住んでいて気持ちのいい場所であった。
アミ:
「この星に住んでいる人たちは、もともとは地球人だよ。
大洪水で沈んだアトランティスの人たち。
昔、地球には今とほぼ同じような文明が存在していたんだけど、ハートよりも科学のほうに行き過ぎて、ひどい世界大戦が起きて滅んでしまったんだ。
一部の人たち(愛の度数700)は救われてオフィルに逃れることができた。
大洪水からわずかに生き残れた人たち(愛の度数400)が、文明を一からやり直して、今の地球(愛の度数500)になってるんだよ。
君もその生き残りってことだね。」
ペドロ:
「どうやったら愛の度数700を超えられるの?」
アミ:
「他人に見返りを求めず尽くしている人や、宇宙の基本法に反していない人は700を超えるよ。
ところで、この星には都市といったものは存在しないよ。
人口密度が高くなると、人々の精神が病んで、星にも悪影響を与えるからだよ。
人も星も相互に依存しあっていて、みんな繋がっているんだ。
だから、未来は村みたいな生活社会になっていくよ。
問題もなくなるよ。
問題は自己成長へのチャンスと捉えられてるから。
だから、ここでは、みんな元気に楽しく生きているよ。
地球人もそうなれるといいね」
その⑥へ続く
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