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大魔王はシャイで臆病で回りくどい

2022-05-09 00:12:10 | ドラクエ

※本記事は、ドラゴンクエストⅩVer2.のストーリーに関する詳細、ボス画像などが含まれます。

未攻略の方にはネタバレになりますので、ご注意ください。

 

オンラインゲーム、ドラゴンクエストⅩ。

メインストーリーのつづき

レンダーシアにある3つの神の緋石を守り抜いた、

勇者姫アンルシアと、勇者の盟友である主人公。

力を失いかけていた神の緋石に、アンルシアが勇者の力を注いだことにより、

神の緋石は神代の力を取り戻し、大魔王も手出しできないようになった。

 

アンルシアは破邪の秘技を習得し、神の緋石も守り、

賢者ルシェンダ様から預かった運命の振り子もじゅうぶんな力を宿し、

いよいよ、大魔王を撃破する手はずが整った。

これから、何をすべきか?

どこへ向かうべきか?

主人公は運命の振り子を携えて、ルシェンダ様の元へと向かう。

  

 

 

グランゼドーラ城、賢者の執務室。

主人公を待っていた、ルシェンダ様とアンルシア。

さっそく世界地図の上に運命の振り子を垂らし、

これから向かうべき場所を探る。

こっくりさんみたいだ。

 

 

 

運命の振り子はまっすぐ進む。

振り子が止まった場所は、ソーラリア峡谷。

古き神の遺跡で、死んだはずのアンルシアの兄、トーマ王子と再会。

魔元帥ゼルドラドの配下となったトーマ王子に、

神の緋石を破壊されてしまった、忌まわしき場所。

その場所で運命の振り子が止まった。

 

 

 

神の緋石が破壊されてしまった場所、

そこで運命の特異点があっても不思議ではないというルシェンダ様。

そんなやり取りをしていたさなか、突如、運命の振り子が狂ったように振れだす。

紫煙をまとい、まるで何かに取り憑かれたように暴れる。

そしてとうとう砕け散ってしまう。

こっくりさんの祟りじゃ!

 

 

ルシェンダ様いわく、

何者かによって運命の振り子の導きを妨害されたのだという。

この先、勇者と盟友が大魔王を撃破するために、

為すべきこと向かうべき場所が判らなくなってしまった・・・。

おいおい、最初からそんなもんに頼って、わしらを導いていたんかい!?

 

 

 

 

とりあえず運命の振り子が指し示した場所、

ソーラリア峡谷へ向かうよう指示するルシェンダ様。

神の緋石が失われた唯一の場所。

古き神の遺跡の現状を確かめる必要があるという。

さっそく、アンルシアと主人公はソーラリア峡谷へと向かう。

 

叡智の冠のみなさんを差し置いて、神の緋石の謎を解いた考古学者のロッサム博士。

 

激おこ状態のロッサム博士。

 

リャナ荒涼地帯、滝を臨む集落からソーラリア峡谷へと向かう。

だが、さっそく異変を口にする者が。

滝を臨む集落に滞在し、古き神の遺跡の調査をしていた、考古学者のロッサム博士。

古き神の遺跡は跡形もなく、辺りは恐ろしい光景に一変しているという。

また、ソーラリア峡谷の入口脇に居た、あらくれのオルヴォさん。

彼もまた、いちばん間近でソーラリア峡谷の異変を目の当たりにしていた。

 

 

 

そしてもうひとつ気がかりなことが。

以前、日誌フレンドさんの冒険日誌で、

ソーラリア峡谷の風景写真を貼り付けている日誌を読んだ。

それに添えられている文章に、

「この風景はそのうち見ることができなくなる・・・」という一文があった。

ストーリーを進めると、入れなくなってしまうのか?

もしくはソーラリア峡谷のエリア自体が無くなってしまうのか?

 

ロッサム博士とオルヴォさん、二人の証言。

そして日誌フレンドのソーラリア峡谷に関する、気がかりな一文。

やはり ただならぬことが起きているのだと悟る。

運命の振り子が暴れ、粉々に砕け散った。

ルシェンダ様の、「恐ろしい力を感じた。」というセリフ。

それらすべてを踏まえ、おそるおそるソーラリア峡谷へと進む――。

 

ねじれたる異形の大地

 

・・・。

・・・・・・

なんじゃこりゃあぁぁぁ!!

おどろおどろしいBGM。

ダークで奇怪な地形。

表示される地名、“ねじれたる異形の大地”。

ああ・・・ここが、ねじれたる異形の大地か!

 

その地名はずっと前から知っていた。 

チームクエストのお題に、“ねじれたる異形の大地征伐”というのが時折出ていた。

自分はまだ行くことができない場所だったので、

それがお題に出るたびに、どこなんだろう・・・?

どんな場所なんだろう・・・?

なんて想像を膨らませていた。

 

 

“ねじれたる”なんて修飾語が付いているから、

てっきり大地がねじれ、マリオカート8の反重力コースみたく、

大地がよじれながら、フィールドの天地が逆転・交差とかしているのかと思った。

歩きながら、別プレイヤーやシンボルモンスターが頭上に居たりもするのかな?

なんて想像していた。

単に、石柱というか、山というか、それがねじれているだけだった・・・。

 

 

そのねじれたる異形の大地、アンルシアもやってきて驚愕する。

中央にある、浮遊する謎の場所。

そこから、とても禍々しいものを感じるというアンルシア。

このねじれたる異形の大地を進み、あの浮遊した場所を目指す。

 

 

 

 

ここからが難儀だった。

フィールド扱いだが、実際のところはダンジョンのようなつくり。

階層が三層に分かれ、エレベーターと通路で複雑に入り組んだダンジョン。

エレベーターの起動や新たなルートを開くには、

指定されたモンスターを指定された数だけ倒して、道を拓いていく。

割と簡単なのだが、適当に進むと同じ場所を行ったり来たりするハメに。

最終的には三層ある地形をぐるっと巡る格好になり、

ようやっと最深部の、あの浮遊した場所へとたどり着く。

 

魔鳥の封印とかなんとかで、指定したモンスターを指定数倒して道を切り拓いてゆく。

 

フラワーゾンビとか・・・

 

バルバロッサとかはラクだったけれど・・・

 

ゲルバトロスが強くって苦労した。

石碑に記されている、“飢えたる魔鳥の番人”ってのはコイツのことだと思っていたが、違っていた。

けっきょく魔鳥って誰なんだよ?

 

ここで初登場のモンスター、ゲルバトロスが強くて強くて・・・。

トロルキングやめいふのばんにん,オーガキングなんかもまだまだ強く、

消耗も激しくて、何度か滝を臨む集落へ戻ったりしながら進んだ。

そうしてたどりついたものの、その前には結界のようなものが張られており、

その先へ進むことができない。

 

全ての封印を解くと、

ねじれたる異形の大地入ってすぐの場所から最深部まで一直線に架け橋ができる。

 

最深部までたどり着いたものの、強力な結界が張られていて進入できない。

 

 

アンルシアがおそるおそる結界に触れると、激しい電流のようなもので弾かれる。

そうしていると、謎の声が響く。

姿は見えないまでも、とうとう我々の前に現れた大魔王。

大魔王マデサゴーラ!

ずっとマデサゴーラじゃなくて、マサデゴーラだと勘違いしていたわ。

このことを日誌で書いたら、多くの人が未だ“マサデゴーラ”だと勘違いしていた。

同じようなので、悪魔長ジウギスも、“ジギウス”だと思っているひとが多数。

エピステーサ丘陵も、“エスピテーサ”丘陵だと思っているひと多数。

 

 

察しの悪いアンルシア。

いや、一人称「余」だし、十中八九、大魔王だろ?

 

 

名前は初耳なんだっけ?

前にゼルドラドが口にしていなかったっけ?

アンルシアや主人公の居ない場所でだったっけかな?

 

ここで声だけの登場の大魔王マデサゴーラ。

この浮遊した場所が、彼の居城、“魔幻宮殿”であり、

自らが創り出した偽りの世界でレンダーシアを浸食し、

世界を創り変えるという、彼のよく解らない野望を知ることとなる。

それが世界征服を意味するならば、なんて回りくどい方法なんだ!

それを阻止せんと、強気に反発するアンルシア。

 

 

坂本龍馬かな?

大久保利通かな?

 

 

だが、マデサゴーラはそれは叶わぬことだと言い放つ。

勇者姫アンルシアがいくら息巻いていようが、

盟友である主人公の心の奥底に在る、拭い去ることのできない恐怖。

それが在るかぎり、自分を倒すことなど不可能だという。

そうして、その主人公の心の恐怖を具現化してくる。

 

主人公が逃れられなかった死の恐怖。

冥王ネルゲル・・・!

物語冒頭で主人公の命を奪った宿敵。

主人公兄弟の故郷、エテーネの村を焼き払い、

そこに住まうエテーネの民の末裔を根絶やしにし、

レンダーシアを深い魔瘴で覆って他の大陸と隔絶させた悪しき者。

主人公がその身を取り戻し、打ち破ったのだが、

大魔王マデサゴーラが、それを“恐怖の化身”として具現化させ、けしかけてきた。

 

 

 

 

 

 

ここで冥王ネルゲル・・・恐怖の化身とのバトル。

強さ「強い」にして、難無く撃破!

強戦士の書で挑む、冥王ネルゲル強の方が強いかも。

恐怖の化身に打ち勝ったことで、勇者と盟友の結束は保たれた。

大魔王マデサゴーラはそれを感心しつつも、結界を解こうとはせず、

それを打ち破れるのなら来いと挑発してくる。

 

アンルシアが剣をかざして結界に切りつけるものの、

剣は弾き飛ばされたうえ、結界はびくともしない。

「余の理想の世界の到来を、指をくわえて見ることしかできないと知れ!」

そう言い残して、高笑いとともに去る大魔王。

いや、姿自体現していないのだから、“去る”って表現はおかしいか?

 

 

 

 

 

 

 

勇者であるアンルシアがダメだったんだから、自分が解けるはずもなかった・・・。

 

 

ありがとうアンルシア!

 

惚れてまうやろ~!

こんなん勇者と盟友が男女やったら、絶対恋仲になるやん。

 

 

 

アンルシアの勇者の力を以てしても、その結界を破ることはできなかった。

大魔王はすぐ先の魔幻宮殿に居る。

一刻も早くヤツを倒して、偽りの世界の浸食を食い止めなければならない。

そのためには、この頑丈な結界を破る術を見つけなければならない。

いったんグランゼドーラ城へと戻り、

ルシェンダ様に相談し、結界を破る方法を探ることに。

 

ここでルシェンダ様がアンルシアに告げる。

勇者として覚醒したアンルシア。

盟友たる主人公も見つかり、破邪の秘技も会得して真の勇者となった。

だが、勇者としてまだ欠けているものがひとつあるという。

なんだ・・・?

さらなる試練が待ち構えているのか?

息を飲んでルシェンダ様の次の言葉を待つ。

 

 

勇者として欠けているもの。

・・・。

それは・・・。

 

「ペガサスだ。」

 

 

 

なんとベタな!

今さらペガサスですって!?

先代の勇者・・・つまり1,000年前の勇者の居た時代、

ペガサスが悪しき者の結界を破り、勇者を勝利へ導いたという伝説があるという。

あくまでも伝説であり、その真偽もペガサスが実在するのかすら判らないという。

 

そんな真偽が定かでないことに、一縷の望みを賭けなくてはならない。

大魔王とはそこまでに強大・・・というか面倒くさい相手なのだ。

叡智の冠を再び招集し、ペガサスの所在を突き止めようと言うルシェンダ様。

賢者の皆さま方が集結すれば・・・あるいは・・・。

 

ファイアーエムブレムの世界なら、ペガサス、その辺にフヨフヨいるよね。

 

 

 

このときは知る由もないが、何気に次に向かう場所がテラスから見えていた・・・。

 

 

そんなこんなで、しばし時を待つことに。

Ver.2.2のエンド。

ちょ・・・まだ2.2だったんかい!

大魔王の居城まで行ったから、いよいよ大詰めだと思っていたのに・・・。

Ver.2、思っていたよりずっとボリュームあるぞ・・・。

 

 

ストーリーはここでいったん節目となり、エンディングを迎える。

そこで、テンガロンハットのタレ目ロン毛、クロウズが登場。

ねじれたる異形の大地で、魔幻宮殿を眺めながらボソボソとつぶやく。

コイツ、裏で何やってんのか解らないが、物事を俯瞰的に見ていて気に入らない。

その光る瞳には、これから主人公が訪れるのであろう場所や、

関わるのであろう人物が登場してゆく。

 

 

イッショウ・・・!

ついにオフラインモードのキャラクターが登場するのか!?

カメさま・・・!

あんた生きとったんかい!?

魔幻宮殿の玉座の前・・・ひざまづく魔元帥ゼルドラド。

玉座の脇に立つ、トーマ王子。

あれ?

ゼルドラドとトーマ王子の立場、逆転した?

そして・・・まだ姿が見えない、大魔王マデサゴーラ! 

 

首を洗って待ってやがれ!

マデサゴーラっ!!

 

イッショウ・・・生きてたんかい!

 

この錬金釜は・・・!?

まさか弟も・・・?

 

カメさま健在だった!

 

ゼルドラドっ!

コイツともじき戦うことになるのだろうな。

 

誰に・・・? 

 

偽ソーラリア峡谷の入口。

フード姿の人物がずっとその先への進入を拒んでいたが・・・。

 

コイツも大魔王の手下だったのか。

フード姿なので、もしやトーマ王子?とも思ったが違うようだ。

 

ソーラリア峡谷と古き神の遺跡は、ねじれたる異形の大地と入れ替わるように、

偽レンダーシアの方に移っていた。

未回収の宝箱も徘徊するモンスターたちも、そのまま移動してくれていてひと安心。

 

しかし偽レンダーシア特有の、くすんだ色合いの光景に。

美しかった峡谷の山なみも雲海も、黄砂が降っているかのような感じになってしまって残念。

 

ユリア妃はトーマ王子の亡骸が行方不明になってから、ずっとふさぎ込んだまま・・・。

ルシェンダ様から口止めされている以前に、まさか真実を伝えられようか・・・。

 

大魔王がとうとう現れたというのに、アリオス王は相変わらずスタンプ押しに専念するだけ・・・。

 

プレイヤーから、“スタンプ王”と揶揄されているのも解る。

 

Ver.2はまだまだ続く・・・。

 

 

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