仕事帰りにスーパーに寄る。
青果売場の隅っこにある、焼きいもを売っている石の並んだ保温されたケース。
中を見ると、焼きいもの包みがふたつだけ残っていた。
閉店1時間前、既に半額シールが貼られていた。
焼きいも美味そうだな。
ひとつカゴに入れる。
ケースに最後のひとつが残った。
こいつ、このまま売れ残ってしまったら可哀そうだな・・・。
売れ残った最後の一本、なんとなく不憫に思い、それもカゴに入れた。
一本はお母んにやろう。
茨城県産 紅天使!
茨城県は干し芋が有名だったな。
帰宅して荷物を下ろす。
買い物袋から、さっき購入した焼きいもを取り出す。
既に夕飯を済ませ、台所でテレビを観ているお母ん。
「おみやげ。」
そう言って、焼きいもをお母んの目の前のテーブルに乗せる。
!
ちょっと間をおいて、ニヤニヤし始める お母ん。
「焼きいも・・・。」
そう呟いて席を立つ。
悪い予感がした。
居間の方から何かを持ってくる。
そしてそれをテーブルに乗せる。
「はい、焼きいも。お前のぶん。」
アルミホイルをはぐってみたが、
焼きいもっていうか、ふかしいもっぽい雰囲気だった。
まあ、食べてみれば判るか。
アルミホイルに包まれた物体がビニール袋に入れられている。
中身は焼きいも。
家庭菜園で育てた野菜をよく持って来てくれる、ご近所さんが持ってきたらしい。
自分が購入した焼きいもと引換に、そのご近所さんの焼きいもをもらう。
さっきのスーパーで自分のぶんも購入していているので、焼きいもが二本。
お母んも、おやつにご近所さんに いただいた焼きいもを食っているので二本。
焼きいもカブり。
収穫の秋だから、こういうこともあるわな。
とりあえず今日、一本。
もう一本は明日 食べる。
焼きいもはうまい!
かぶりましたか😊
私は茨城出身ですが、住んでいる時はさつまいも名産という事は知りませんでした。
ダンナの実家から干し芋が送られて来るようになって初めて知ったという😅
小さなさつまいも丸のまま干した 丸干しというものがとっても美味しいです。
あんまり売っているのは見かけないかなぁ。
茨城出身なんですね!
西日本だと、鹿児島や高知,徳島と比べ知名度は低いですが、
茨城県もさつまいもの産地だというのは知っていました。
とくに干し芋が絶品らしく、手間暇かけた希少なものは、
すごい高価で贈答品として人気があるようなことを、むかしテレビで観ました。
丸干しというのは存じませんでしたので、調べてみて、取り寄せ可能ならば、ぜひ食べてみたいです。
カブった焼きいも、いただきものの方が美味しかった!
昔ながらの鳴門金時(たぶん)だったのですが、めちゃくちゃ甘くて美味しかったです。
こんばんは、コメントありがとうございます。
最近はスーパーに焼きいも専用の売場がありますよね。
置いていないスーパーの方が少ないくらい。
あれの登場で焼きいもの移動販売車を見かけなくなったように思います。
そうそう、あの香りで購買意欲をそそられてしまうんですよね。
お腹の空いた仕事帰りなんかだと危険。
よく誘惑に負けてしまいます。