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焼豚ラーメン 辛子明太子味推し

2024-12-05 14:49:42 | グルメ

 

九州人ならば誰もが知っているであろうカップ麺、サンポーの“焼豚ラーメン”。

豚骨ラーメン発祥の地、久留米とんこつをベースに開発された、

独特のとんこつ臭が強く、塩気の多い 割とあっさり目のシンプルなとんこつ風味。

多くのひとは、その馴染みの味を愛してやまない。

自分もそのひとり。

 

サンポー焼豚ラーメン。

自分よりふたつ年下のロングセラー商品だ。

 

そんな焼豚ラーメン、たまにアレンジされたものが発売される。

これまで、ごま油がプラスされたものや、ゆず胡椒がプラスされたもの等が販売された。

そして今販売されているのが、辛子明太子がプラスされたもの。

 

 

とんこつラーメン×辛子明太子、同じ福岡の名物で攻めてくるという、

福岡県民をスルーさせまいとするサンポーの挑戦。

こんなもの買わないわけにはいかない。

 

ノーマルの焼豚ラーメンよりも容量多めの大きなカップ。

エースコックのスーパーカップとかと同サイズか。

紅しょうがとあの独特な臭いのラード(調味油)の小袋がオミットされて、

辛子明太子のふりかけが追加されていた。

粉末スープ自体も赤みを帯びていて、ふりかけだけで辛子明太子味を出すのではなく、

スープにも辛子明太子の味付けがなされているのが判る。

 

 

焼豚ラーメンの代名詞、ハート型のぺらぺら焼豚もしっかり付いている。

自分にゃハートの形ではなく、

漫画、“ついでにとんちんかん”の、抜作先生の目玉にしか見えないけれど。

 

麺の上に粉末スープとぺらぺら焼豚を入れ、

お湯を注いで3分。

フタをはがして、辛子明太子ふりかけをかけ、さっそくいただく。

 

ぬーどるストッパーはチェンさん。

 

スープはやはり若干赤みを帯びている。

紅しょうがの代わりに辛子明太子ふりかけが赤色担当。

食べるときに気付いたが、かやくのコーンもオミットされている。

 

調味油が付属していないため、香りはいつもよりマイルド。

味もいつもよりも、あっさりしているように感じた。

粉末スープ自体も、ノーマルよりもマイルドな味にしているようだ。

辛子明太子の風味を際立たせるためだろう。

 

肝心の辛子明太子の味、しっかり付いている。

とんこつスープを邪魔しない程よい辛さ。

ふりかけによって、粒つぶ感もわずかにだけど感じられる。

明太子特有の生臭さもちゃんと感じられる。

さすがサンポーさん、チープなんだけど決して妥協していない。

 

辛子明太子ふりかけ、こんなでも粒みは感じられた。

 

なかなか美味かった。

でもやっぱノーマルの焼豚ラーメンが いっちゃんおいしい。

 

・・・で、思った。

ノーマルの焼豚ラーメンに、本物の辛子明太子のっけた方がいいんじゃ?

 

――で、やってみた。

うまい。

明太子はホンモノに限る。

でも塩分摂取過多になるな。

 

本物の辛子明太子を用意する。

 

ノーマルの焼豚ラーメンに辛子明太子をトッピング。

 

やっぱ明太子うめえや。

 

辛子明太子 on 焼豚ラーメンを食べていて、あらためて気付く。

明太子のトッピング、ラーメンにもピザにもお好み焼きにもいいけれど・・・

 

明太子には白米だ。

これ最強だな。

 

サンポーのイメージキャラクター、ヤカンちゃん。

当時流行っていた、日清のUFO仮面ヤキソバンに乗っかって生まれたキャラクター。

コスチュームのカラーリングを見れば、ヤキソバンを真似ているのがよく判る。

やかんはむしろヤキソバンの敵役のケトラーだけど。

当初はマルコメみそのCMみたく、本物の子役が このコスチュームを着てCMをやっていた。

このアニメ絵のキャラクターが誕生したのは、後年になってから。

 



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