先月、明星食品から新発売されたカップ麺、QUICK ONE(クイック・ワン)。
先日 立ち寄ったドラッグストアで、
商品のイメージキャラクターらしき、しょこたんのポップが設置されていて、
ワゴンに山積みされてあるのを見て買ってみた。
チキンコンソメ,ブイヤベース,ミネストローネの三種のラインナップ。
“QUICK ONE”とは、通常できあがりに3分~かかるカップ麺だが、
これは1分の早さでできるということからネーミングされている。
カロリーも低く抑えられていることから、
ターゲットは女性で、しかも時間に余裕のないキャリアウーマンか?
女性に拘らず、カロリーを抑えてあるのは、
中高生のおやつ代わりに、受験生などの夜食にもどうぞという狙いがあるかもしれない。
そんなクイック・ワンを、とりあえず全種類食べてみた。
クイック・ワン チキンコンソメ味
まずはチキンコンソメ味。
じつにスタンダードなコンソメテイストのラーメン。
麺はサンヨー食品のカップスターのそれをチープにした感じ。
これは1分でできあがるために、そうならざるをえないのだろう。
具はこれまたカップスターのそれと同じような、ダイスミンチと卵、キャベツとニンジン。
個人的に胡椒が少し足りない。
コンソメの風味を引き立たせるためには、胡椒の加減が今ひとつ。
クイック・ワン ミネストローネ味
次いで、ミネストローネ味。
三種のなかで一番、楽しみにしていた味がこれ。
自分はミネストローネが大好きでよく作って食べる。
カップスープやスープパスタにミネストローネ味は過去あったが、ラーメンは初めて。
ワクワクしながらお湯を注いで、食べてみた。
・・・イマイチ。
いや、味が薄い。
トマト感が薄い、塩も薄い、オレガノが入っていない。
この味の薄さは、カロリーやナトリウム含有量を抑えるために仕方ないことなのかもしれない。
作る際に、お湯を線より下にした方がいいかもしれないな。
自分はミネストローネはサラサラのスープではなく、
ホールトマトとジャガイモたっぷり、ねっとりした濃厚なものを作るので、
そもそも合わなかった。
クイック・ワン ブイヤベース味
最後はブイヤベース味。
魚介スープも好きなのでこれも楽しみにしていた味。
で、これが一番好きだ。
いや、これだけ「うまい!」と思った。
魚介のダシがいい。
具もカニカマにイカ、卵が入っていて、
そんな量があるわけじゃないのに豪勢に感じる。
このクイック・ワン ブイヤベースに限らず、
昨今の塩ラーメンや、魚介系ちゃんぽんなど、即席麺の魚介スープはかなり美味しい。
ホタテやアサリなど、貝由来のエキス抽出技術がすごいのか?
はたまた、その風味を持たせる添加物の合成技術がすごいのか?
三種食べてみて、純粋に美味いと思ったのはブイヤベース。
あとは、まずくはないけれど、希望小売価格では買わないかな。
廉売されていたら、まあ買うかなって程度。
それに、できあがりに1分という早さは、そんなに重んじない。
そんな1分1秒惜しいような、時間に逼迫した状態でカップ麺は食べない。
カロリーメイトとか、ソイジョイにするわ。
まあそういうものでは腹が満たされないわ~って人向けのこれなんだろうけどね。
この記事を書くにあたって、ちょっと調べてみたら・・・。
実はクイック・ワンって商品、1982年に発売されていた!
30年以上の時を経て、今年2013年にリニューアル再発売されていたのだ。
で、商品サイトをのぞいてみたら・・・
商品コンセプトやターゲットが想像したとおりで、CMもそのとおりだった。
そんなことより、しょこたん、ちょっと太った?
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