はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

草喰なかひがし

2022-01-19 16:01:24 | グルメ
京都に手ごろな価格で美味しいお店ある?と京都人の同僚に聴いたら
「なかひがし」を筆頭に挙げました。三年前のことです。
「日本一日本一ゆうところは日本に5件ほどあるが京都1は未在か桜田か
まあ、なかひがしは5番目位やな。」でもなかなか予約がとれないそうです。
店は完全予約制で毎月1日に翌月の予約をとります。
休みの日に小一時間かけ続けたらひょいとかかった。
もう来月はいっぱいだそうだ。がっくりきてたら「キャンセル待ちしますか?」
とやさしいおことば。二つ返事で親子四人申し込んだ。
後日、キャンセルが入ったとのこと。とてもラッキーだった。
昼、5000円のコース料理(いっとう安い)を頼んだ。今は値上げしたかも。
京都、哲学の道の入口に店を構える「草喰(そうじき)なかひがし」。

恥ずかしながらランチに5000円は生まれて初めての体験です。
えいっと清水の舞台から飛び降りる。そして・・・
桜が満開。春爛漫の京都にたどり着きました。

草を喰(は)むという店名の通り、店主自ら畑に通い、野山に分け入り、
得た季節の恵みを、若芽,摘み草の料理で提供しています
ひと頃は夜より昼の方が予約が取りにくいと言われた昼食で、とても楽しみ。
うちらは二階の個室へ。哲学の道の入り口にある店の窓から桜の大きな枝が。
花びらがちらりほらりと座敷にはいってきます。

いよいよです。
料理は八寸から始まりました。
椿 赤かぶ 干し柿ゆずの炊いたのを芯にしてある。
お酒を頼むとA君になります。と。女将さん。
するとB君もあるんですかと尋ねると「英勲」とのこと。てへ。  

じんじんきた。お酒もおいしっ。
焼物でも数多くの摘み草、野花や山菜が添えられていました。
お造りに至っては、覚えきれない程の種類の野花、野草が宝石のように散りばめられていました
・若竹煮 わかめ 筍 れんこん餅
・お浸し ほうれん草 利休麩
・鯉のお造りも名物。泥臭くなく美味しく頂けます。
・ご飯お供セット めざし 漬け物

メインディッシュはおくどさんで炊いたご飯というかなり珍しい形式。

にえばな、ご飯、おこげ、(希望すれば卵かけご飯)、お茶漬けと食べ方も豊富。
流石にこんな美味しいご飯は中々食べることが出来ないと思います
おこげとその時に使う山椒油がとっても美味しかったです。

最後はカウンターがメインですからデザートだけでもカウンターで召し上がりませんか!
とご案内頂き親方にも会わせて頂きました。デザートは大きな朝採れイチゴとアイスでした。
親方は親父ギャグ満載なんだけど~なぜか大笑いしてしまう魔法のようなお料理。
京都で5番目でこの高レベル。別に一番は行かなくともいいかなと思うほど満足満腹でした。
しあわせってなんだっけなんだっけ?好いたお人とおいしいものを食べることさ~♪




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