放射能汚染の影響は静岡茶にもでています。
”フランスの空港で6月、静岡県産の緑茶から基準値の2倍を超す放射性物質が検出された問題”。。。
昨日ニュースで読みました。
さっそく静岡県のHPで調べました。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-340/cha-housyanoukekka_h23.html#H23.5.15made
抜粋
静岡県では、県内茶産地の以下の地点について、茶の放射能調査を実施しました。
生葉と飲用茶につき調査を行った結果、全ての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値及び準用値を下回っていることを確認しています。(項目1)
一番茶(製茶)については、6月7日及び9日に県内茶産19地点で放射能調査を実施したところ、全ての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回り、健康への影響を心配するレベルではなく、問題ないことを確認しました。(項目2)
二番茶(生葉、荒茶)については、6月10日~28日に県内茶産地17地点で放射能調査を実施したところ、食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回り、健康への影響を心配するレベルではないことを確認しました。引き続き、残りの茶産地の検査を実施してまいります。(項目5)
なお、6月9日に民間の自主検査により、放射性セシウムの暫定規制値を上回ったとの報告があった製茶を県が調査したところ、静岡市葵区の藁科地区の放射性セシウムが暫定規制値を上回りました。この結果を受けて、県は、暫定規制値を上回った、当該製茶の原料及び原料となった荒茶を生産した業者に対し、出荷自粛・自主回収を要請しました。(項目3)
藁科地区の茶工場について、6月13日及び14日に各日10工場の一番茶(製茶)を調査した結果、13日には2工場、14日には3工場から暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されましたことから、県は当該5工場(合計)に茶の出荷自粛と自主回収を要請しました。また、上記5工場の一番茶(製茶)の飲用茶の調査を実施したところ、すべての工場で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値の準用値(飲料水:200ベクレル/kg)を下回り、健康への影響を心配するレベルではなく、問題ないことを確認しました。(項目4)
また、6月28日~29日に上記6工場のうち5工場について、二番茶の生葉及び荒茶の検査を実施したところ、すべての工場において食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回りました。このため、当該5工場に対し、平成23年に産出された二番茶以降の茶(生葉、荒茶、製茶)について、茶の出荷自粛と自主回収の要請を取り消しました。なお、一番茶については、引き続き出荷自粛及び自主回収の要請対象としています。残り1工場につきましても二番茶の生葉及び荒茶の検査を実施してまいります。(項目3、項目4)
フランスにおいて放射性物質が検出された静岡茶(一番茶)について、6月22日に輸出業者が保有していた在庫を調査したところ、暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことから、茶生産者、輸出事業者に出荷自粛と自主回収を要請しましたが、6月29日に二番茶の生葉及び荒茶の検査を実施したところ、食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回りました。このため、当該事業者に対し、平成23年に産出された二番茶以降の茶(生葉、荒茶、製茶)について、茶の出荷自粛と自主回収の要請を取り消しました。なお、一番茶については、引き続き出荷自粛及び自主回収の要請対象としています。(項目10)
上記茶生産者と同地区(静岡市清水区庵原地区)の2工場から要望があったため、6月30日に一番茶の製茶の放射性物質を検査をしたところ、いずれも食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回り、健康への影響を心配するレベルではないことを確認しました。(項目10)
以上静岡県のHPより。
やはり気流の関係でしょうか?放射能の影響が地域によって差がありますね。そして飲用にすると数値がものすごく低くなります。
荒茶とは”産地の荒茶工場で加工されたままの茶。したがって一般に形が不揃いで、含有水分も多い”
ものらしい。今回調べて初めて知りました。
静岡出身で中学校には茶園があったたっくより、静岡茶の正しい情報をお届けします。
がんばれ静岡茶!