東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
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昨日、ラジオで経済ジャーナリストの森永卓郎さんがお亡くなりになった事を聞き
心の底から残念な思いをしております
と、言うのも昨年の春 私も妻を癌で亡くしたのですが・・
妻は森永さんの大ファーンで癌に侵されたことをラジオで自ら公表した時、
実は私が運転して化学療法治療に向かう途中のカーラジオで一緒に聞いていたのです
涙ぐむ妻・・・
この時すでに抗がん剤の効き目が無くなってきて食事も出来ない状態に
なっていたにもかかわらず
自分の事よりも森永さんの病状を気にしていた事が今でも思い起こされます
又、森永さんの闘病日記の中にまったく同感できる文面が有ったのでご紹介します
以下、森永卓郎氏の闘病日誌から引用
「妻とすごした時間は41年間の夫婦生活のなかですごした時間よりも長いかもしれない。
そのなかで、妻とは初めて新婚生活をすごしているような気分で、毎日がとても楽しい。
この人と結婚できて、本当によかったと心から感じている」と、感謝の思いを伝えています。
2人の息子との関係にも変化があったそうで「息子たちとほとんど交流がない人生だったが、
がんをきっかけに、絆はしっかりと復活したのだと思う」とつづり、2024年4月、人生で初めて
「家族での花見」を経験したことも明かしていました。
私と妻の場合、森永氏とは立場は逆ですが・・・まったく同じ思いを感じています
妻と週に一度 化学療法の施術に通っていたのですが
まさに、その時、その瞬間が楽しかった!結婚直後から仕事一途だった私
闘病日誌の通り、初めての新婚生活を過ごしているような気分でした
又、家族旅行など数年に一回程度しかいけなかった私たちでしたが・・
妻の闘病生活が始まってから頻繁に温泉旅行に行き、孫たちが同行できるときは
ワイワイと大人数で病気も忘れて楽しんいました
スキルス胃がん 発見された時にはすでにステージ4の場合が多い難病
妻も例外ではなく・・余命半年との診断された時には妻も私もうろたえるばかりでした
帝〇大学病院の名医に治療していただけることになり・・それからなんと!4年と半年
治療を続けているうちに・・余命申告直後のうろたえていた頃と
考え方が少しずつ変わっていき 少しづつ前向きになっていき
いつしか、奇跡が起こって癌が消滅することを目指し一緒に
頑張っていこう!治療中に画期的な治療法が出来ることも願ったり
意識が前向きになると・・結果、人生を楽しもうとする気持ちも出てきて・・
前述のようにまるで新婚生活のようで楽しい!の境地になったのでしょう
森永さんもきっと、最後まで絶対に癌に打ち勝つ!の信念が有ったからこその
文面であると感じ取りました
臨終を迎える1か月くらい前まで自宅でごく普通の生活が出来た妻
余命半年宣告にも関わらず4年半も頑張り 孫たちの成長も見ることが出来た妻
癌の告知を受けると本人は勿論、家族も気持ちの整理が難しく沈みがちになるのですが
奇跡を信じて前向きな考え方に変えることが出来れば・・・意外と明るい闘病生活が
送れるのでは!!と考える社長デス(^O^)/
追伸:私も妻との闘病生活を記録していましたが・・読み返してみると
偉そうなことを言いましたが前向きな気持ちになることに時間がかかりました