映画と渓流釣り

娘と親父 事象の地平

 2014年暮れ
「インターステラー」を観ました。

二組の親娘が描かれます。
それぞれに信じあい目指すものも考えることも一緒なのに、いつの世も父と娘は微妙な距離ですれ違ってしまいます。
わたくしも娘がおりまして、二十四歳になりました。嫁いだわけではないのですが、大学生になってからこのところずっと彼のアパートで同棲状態なので年間会うのも2~3時間も無いかもしれません。
何を考えどのように生きてゆこうとしているのかも全く分かりません。
それでも、父は娘が可愛い。
わたくしはその他の父親に比べればかなり子離れしていると思いますけど、それでもたまには娘の顔を見たいなぁと思うものです。

久し振りにハリウッドメジャー作品で感激感涙いたしました。
SF映画のふりをしていますが、ドップリ家族映画ですね。
暗い色調ばかりがイメージにあるノーラン監督にも、こんなにも心優しい淡い暖か味があったのだと見直しました。
ここ数年に観た映画では一番の作品です。
三時間弱でこんなにも幸せにしていただける娯楽は素晴らしいですね。
父と娘 心は決して交わることの無い事象の地平
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