塾長に、質問をされました。私が「1世紀が100年だから、1885年は…」と考えていると、「最初の2ケタに1を加えるといいよ」と塾長が一言。半信半疑でやってみることにしました。まず、2009年から。最初の2ケタ、20に1を加えてみると…21になります。21世紀だ。ということは、1885年は最初の2ケタ、18に1を加えればいいので19になります。答えは、19世紀です。
では、何年から何年までが1つの世紀になるのでしょう。21世紀は、2001年から2100年までです。20世紀は、1901年から2000年までとなります。頭の中で考えてわかりにくい時には、書きだしてみましょう。
21世紀 2001~2100
20世紀 1901~2000
19世紀 1801~1900
・ ・
・ ・
5世紀 401~ 500
4世紀 301~ 400
3世紀 201~ 300
2世紀 101~ 200
1世紀 1~ 100
世紀の最初が「1」で始まり、「1」が続くことに気がつきます。西暦は「ゼロ」からではなく「1」から始まっていたのです。ということは、西暦が決められたローマ時代には「ゼロ」がなかったということになります。時計で使われているローマ数字の10はⅩで、やはり「ゼロ」がありませんね。自然数とよばれる{1,2,3,4,5…}といった正の整数とは違い、最初からあった数字ではないのです。
「ゼロ」は、ひっ算で位(くらい)をそろえたり、ケタの多い数字を計算するときに便利です。「ゼロ」は600年(7世紀)ごろまでにインドで発明され、イスラム商人たちが商売に応用し、1200年(13世紀)ごろのヨーロッパに伝わり数学として自然科学の発展を助けました。(IMA)
では、何年から何年までが1つの世紀になるのでしょう。21世紀は、2001年から2100年までです。20世紀は、1901年から2000年までとなります。頭の中で考えてわかりにくい時には、書きだしてみましょう。
21世紀 2001~2100
20世紀 1901~2000
19世紀 1801~1900
・ ・
・ ・
5世紀 401~ 500
4世紀 301~ 400
3世紀 201~ 300
2世紀 101~ 200
1世紀 1~ 100
世紀の最初が「1」で始まり、「1」が続くことに気がつきます。西暦は「ゼロ」からではなく「1」から始まっていたのです。ということは、西暦が決められたローマ時代には「ゼロ」がなかったということになります。時計で使われているローマ数字の10はⅩで、やはり「ゼロ」がありませんね。自然数とよばれる{1,2,3,4,5…}といった正の整数とは違い、最初からあった数字ではないのです。
「ゼロ」は、ひっ算で位(くらい)をそろえたり、ケタの多い数字を計算するときに便利です。「ゼロ」は600年(7世紀)ごろまでにインドで発明され、イスラム商人たちが商売に応用し、1200年(13世紀)ごろのヨーロッパに伝わり数学として自然科学の発展を助けました。(IMA)