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フィリピンの刑務所で囚人(しゅうじん)のみなさんが踊る「アルゴリズム行進」。2人でやっても967人でやっても大丈夫、ぶつかりません。
アルゴリズムとは、"問題を解く手順"のこと。数学の問題はふつう決まった解(かい)を持ちますが、解く"手順"はひとつとは限りません。たとえば、中二でならう連立方程式は手順がふたつ。問題に合わせ効率(こうりつ)の良い手順を使いましょう。速く正確に解くことができます。小学校までの小さな数ではあまり差はありませんが、仕事であつかう大きな数ではその差は歴然(れきぜん)!
あなたがどこまで大きな数をあつかえるかは、仕事で給料の差となるでしょう。中学高校の数学では、大きな数をあつかったりいくつかの手順を組み合わせたとき役に立つ、"ラクができる手順"を学ぶのです。
やくすう【約数】
約数は割り切る整数です。かけ算を使います。式にあらわせば、ことばで書くより速く書けます。
10の約数 ={1,2,5,10}
10 =1×10
または
10 =2×5
余りはたし算も使います。
13 =1×10+3
37 =3×10+7
約数・公約数・最大公約数(学びの場.com・パソコンむけ)
こうやくすう【公約数】
二つ以上の整数の共通な約数。
12と60の公約数 ={1,2,3,4,6,12}
12個と60個はどちらも1人,2人,3人,4人,6人,12人でわけられます。二つ以上の数に共通する数、公約数を見つけ大きな数をわけるのにも役立ちます。
1時間15分=1.15時間 これ正しい?|中学準備!算数から数学へ(1)
[例題1]
24と36の最大公約数を答えなさい
[解答1]
24の約数 ={1,2,3,4,6,8.12,24}
36の約数 ={1,2,3,4,6,9.12,18.36}
24と36の公約数 ={1,2,3,4,6,12}
24と36の最大公約数 ={12}
[別解1]
36 =1×24★ +12☆ →大きい数36を小さい数24で割る
24★ =2×12☆ +0 →上の式の余り12で割る。余りがなく割り切れたら終わり
注)★→★、☆→☆。上の式で使った数を下の式でも使っています。式にしるしは必要はありませんが注目してほしい数字にしるしをつけました。
[例題2]
24と40の最大公約数を答えなさい
[解答2]
24の約数 ={1,2,3,4,6,8.12,24}
40の約数 ={1,2,4,5,8,10,20,40}
24と40の公約数 ={1,2,4,8}
24と40の最大公約数 ={8}
[別解2]
40 =1×24★ +16☆ →大きい数40を小さい数24で割る
24★ =1×16☆ +8◆ →上の式の余り16で割る
16☆ =2×8◆ +0 →上の式の余りで割る。割り切れたら終わり
最大公約数をみつける手順をふたつ紹介しました。一つ目は、数が大きくなるにつれ公約数の個数がどんどん多くなっていきます。二つ目は、割り切れるまで割っていくだけ。解はどちらもおなじです(あたりまえだけど)。
あなたがコンピューターを使って、17352と7356035の最大公約数をもとめるとしたら。どちらの手順をコンピューターにおしえてあげれば、速く正確に解がえられるでしょう?
問題を解く"手順"はひとつとは限りません。効率(こうりつ)の良い手順を使いましょう。
中学高校の数学とは、大きな数をあつかったり手順を組み合わせて問題を解く、"ラクができる手順"を学ぶ教科なのです。(塾長)
仕事でラクをすると怒られるかもしれませんね。新しい仕事を覚えてもらうときには特に、一度は手順を全部覚えてほしいからです。仕事場が変わってもこまらないよう、みなおなじ手順でやってほしいのかもしれません。
まずは指示通りやっておきましょう。そのうえでやっぱりムダだと確信できたら、あなたが責任ある地位につくのを待って改善しましょう。改善の天才となれるかもしれませんよ。
あなたが仕事でおカネを"もらう立場"になるのなら、わかったからほめられる、わけじゃありませんよね。あなたが"できる"ようになるためには、手順を身につける時間も必要なんです。
図にかいて、考える(2)|かいて、決まりをみつける
図にかいて、考える(1)|かいて、そのあとで考える
塾長いわく「就職で有利になる裏ワザ教えときましょう」(1)|学校の勉強は仕事で役に立つんですか?
覇王外伝 1から100までをたせ!(1)|数学に王道なし
アルゴリズムってなんでしょか(個人サイト・パソコンむけ)
フィリピンの刑務所で囚人(しゅうじん)のみなさんが踊る「アルゴリズム行進」。2人でやっても967人でやっても大丈夫、ぶつかりません。
アルゴリズムとは、"問題を解く手順"のこと。数学の問題はふつう決まった解(かい)を持ちますが、解く"手順"はひとつとは限りません。たとえば、中二でならう連立方程式は手順がふたつ。問題に合わせ効率(こうりつ)の良い手順を使いましょう。速く正確に解くことができます。小学校までの小さな数ではあまり差はありませんが、仕事であつかう大きな数ではその差は歴然(れきぜん)!
あなたがどこまで大きな数をあつかえるかは、仕事で給料の差となるでしょう。中学高校の数学では、大きな数をあつかったりいくつかの手順を組み合わせたとき役に立つ、"ラクができる手順"を学ぶのです。
やくすう【約数】
約数は割り切る整数です。かけ算を使います。式にあらわせば、ことばで書くより速く書けます。
10の約数 ={1,2,5,10}
10 =1×10
または
10 =2×5
余りはたし算も使います。
13 =1×10+3
37 =3×10+7
約数・公約数・最大公約数(学びの場.com・パソコンむけ)
こうやくすう【公約数】
二つ以上の整数の共通な約数。
12と60の公約数 ={1,2,3,4,6,12}
12個と60個はどちらも1人,2人,3人,4人,6人,12人でわけられます。二つ以上の数に共通する数、公約数を見つけ大きな数をわけるのにも役立ちます。
1時間15分=1.15時間 これ正しい?|中学準備!算数から数学へ(1)
[例題1]
24と36の最大公約数を答えなさい
[解答1]
24の約数 ={1,2,3,4,6,8.12,24}
36の約数 ={1,2,3,4,6,9.12,18.36}
24と36の公約数 ={1,2,3,4,6,12}
24と36の最大公約数 ={12}
[別解1]
36 =1×24★ +12☆ →大きい数36を小さい数24で割る
24★ =2×12☆ +0 →上の式の余り12で割る。余りがなく割り切れたら終わり
注)★→★、☆→☆。上の式で使った数を下の式でも使っています。式にしるしは必要はありませんが注目してほしい数字にしるしをつけました。
[例題2]
24と40の最大公約数を答えなさい
[解答2]
24の約数 ={1,2,3,4,6,8.12,24}
40の約数 ={1,2,4,5,8,10,20,40}
24と40の公約数 ={1,2,4,8}
24と40の最大公約数 ={8}
[別解2]
40 =1×24★ +16☆ →大きい数40を小さい数24で割る
24★ =1×16☆ +8◆ →上の式の余り16で割る
16☆ =2×8◆ +0 →上の式の余りで割る。割り切れたら終わり
最大公約数をみつける手順をふたつ紹介しました。一つ目は、数が大きくなるにつれ公約数の個数がどんどん多くなっていきます。二つ目は、割り切れるまで割っていくだけ。解はどちらもおなじです(あたりまえだけど)。
あなたがコンピューターを使って、17352と7356035の最大公約数をもとめるとしたら。どちらの手順をコンピューターにおしえてあげれば、速く正確に解がえられるでしょう?
問題を解く"手順"はひとつとは限りません。効率(こうりつ)の良い手順を使いましょう。
中学高校の数学とは、大きな数をあつかったり手順を組み合わせて問題を解く、"ラクができる手順"を学ぶ教科なのです。(塾長)
仕事でラクをすると怒られるかもしれませんね。新しい仕事を覚えてもらうときには特に、一度は手順を全部覚えてほしいからです。仕事場が変わってもこまらないよう、みなおなじ手順でやってほしいのかもしれません。
まずは指示通りやっておきましょう。そのうえでやっぱりムダだと確信できたら、あなたが責任ある地位につくのを待って改善しましょう。改善の天才となれるかもしれませんよ。
あなたが仕事でおカネを"もらう立場"になるのなら、わかったからほめられる、わけじゃありませんよね。あなたが"できる"ようになるためには、手順を身につける時間も必要なんです。
図にかいて、考える(2)|かいて、決まりをみつける
図にかいて、考える(1)|かいて、そのあとで考える
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