べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

いくばく、どれほど、どのぐらい(1)|かず?すう?

2015年04月13日 | 算数・数学
きかがく【幾何学】
図形や空間の性質を研究する数学。

[かず?すう?]

 これ算数や数学では使い分けがあります。数えるときに使う数字を「かず」とよびます。『かず』は「すう」のひとつです。一方『すう』は"数"に関する数字や文字すべてです。『かず』は「すう」にふくまれます。算数は「すう」を計算し利用する学習で、数学は「すう」を探求し利用をする学問になります。

 小学算数は数えられる『かず』から始まりました。この『かず』は、かぞえるときに使う自然数(しぜんすう)★をさします。1,2,3,4,…自然ですね。自然数とは、ゼロやマイナスや分数小数ではない『正の整数★』のことです。

かず = 自然数 = 正の整数 ≠ ゼロ・マイナス・分数小数

塾長いわく「1885年は何世紀?」|西暦にはゼロがない

図にかいて、考える(2)|かいて、決まりをみつける

 自然数だけでなく、分数や小数やマイナスそれから無理数や虚数(きょすう)や複素数(ふくそすう)などすべてが『すう』です。数学は、はんぱな量や反対の量でも『すう』であらわすくふうをしてきました。よのなかのあらゆる「すう」を式で明らかにしたいからです。


[あきらかにしたらなにか得なの?]

 よのなかにはカンや経験でうまくやっていけることもあります。そこでは数学の必要はないかもしれません。毎日の食事をひとりで作っているのなら、経験を積めばカンでおいしくつくれます。数学の出番はありません。

 お店や工場でほかのひとといっしょに大量の食事を作るのなら、きっちり量って計算をしないとうまくいきません。ひとりのちょっとしたムダも全体では見逃せない量になるからです。鉄道や航空機そして大きな建物や大量の商品、何年かかかるローンの返済(へんさい)だって数のきまりと計算が欠かせません。数学の出番です。

時間を守るということ

 あなたが大きな会社で働くとしたら、多くの利益を求めるとしたら、数学ができることが断然有利に働きます!

 おとなの言う「数学なんて役に立たないよ」は半分ホント半分ウソです。数学は個人の経験を超えるチカラをあなたに与えてくれます。たくさんのひとといっしょに働ける、ということです。だから儲かる、ということです。チカラを発揮するには練習は必要ですし伸び方に個人差はありますが、数学は(部活とおなじく)あなたが身につけた分はあなたの役に立つんです。


 わたし塾長が教える立場になって覚えた言葉。

「数学は道具。道具は役に立てようと思えばあなたの武器になり、思わなければ何の役にも立たないだけ」


 続きます。(塾長)


地球のはちまき(3)|日常感覚のカベを数学で突破する


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