入学試験や就職試験で、面接や作文が実施されます。
特別な能力や経験がないと"個性"がないのでしょうか?前回はこちら。
"才能"と言い換えられる"個性"もあります。"才能"なら面接や作文では測れませんから、気にする必要はありません。
じゃあ、面接や作文でみる"個性"ってなんなんだ?
誰もが当たり前だと思い込んでいる経験だって、"個性"になるのです。「声を発する」ことが、あなたの"個性"になるという話です。
「私って、何のアピールポイントもないんですが、どーすればいいですか??」(ダイヤモンドオンライン・パソコンむけ)
「分からない」と「分かろうとしない」は大いに違う。多くの学生は分かろうとしない。しかし、彼女は分かろうとして分からなかったのだ。それでも、授業で「分からない」と発言することは勇気がいる。恥ずかしいし、講義を聞いていなかったと誤解(ごかい)される恐れもある。
したがって、多くの学生は何となく分かったフリをする。しかし、それでは誰にとってもメリット(利点・価値)はない。このときは、ポワンちゃんが「分からない」と言ったことにより、私は別のアングル(角度)からもう一度説明をすることになったが、それで彼女や周りの学生も理解が進んだようだが、実は一番救われたのは教員、つまり私であった。「なるほど、こういうふうに説明をしたほうが分かってくれるんだ」という発見をもたらしてくれた。
「気づかせ力」は強みになるのだが
実はこういう発見をもたらてくれる存在は、ビジネスにおいて非常に重宝(ちょうほう)する。チームで仕事をするときは、メンバーの誰かが分かったフリをして進めると後で必ず失敗する。分からないときに分からないと言うことは、他のチームメンバーにとってもプラスなのだ。「分からないんです」、「困っているんです」、というボイス(声)を発してくれる存在は非常に貴重である。
勇気を持って「分からない」と発言できる人物ならば、組織や仕事で何か気づいた点や提案があるときは、もっと楽にボイスを発することができるだろう。ボイスを発することができる、これは彼女の気づいていない彼女の強みだ。
ボイスを発するという表現をすると、何か最もらしい主張をすることや、上手にプレゼンテーション(発表)をすることのように勘違いしがちだが、そうではない。気づいたことをちゃんと表現できる、そして、相手や他のチームメンバーに気づかせてあげることである。そんなことを彼女に伝えると、「へえ、そんな見方もあるんだ」というような表情でポカンとしていた。(ここまで引用)
なあんだ。"個性"ってこんなのでいいんですね。ただし、心のなかだけじゃダメなんです。だれもが心のなかで思っていたことを声を発して"表現"したことが、他のひとと区別できる"個性"になったからなんです。
少しずつでかまいません。おしゃべりがうまくなる必要もない。ですが、分からないからと、だまっていては"個性"にはなりません。
「ここ、分かんないんです」
まずは、声を発してみませんか。(塾長)
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「気づかせ力」は強みになるのだが
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なあんだ。"個性"ってこんなのでいいんですね。ただし、心のなかだけじゃダメなんです。だれもが心のなかで思っていたことを声を発して"表現"したことが、他のひとと区別できる"個性"になったからなんです。
少しずつでかまいません。おしゃべりがうまくなる必要もない。ですが、分からないからと、だまっていては"個性"にはなりません。
「ここ、分かんないんです」
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