べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

百華百彩2011・石門くぐって金剛乗寺へ

2011年02月11日 | 山鹿灯篭浪漫・百華百彩
 写真は、護国山・仏性院・金剛乗寺(こんごうじょうじ)。灯りがもっとも美しい場所。

 何度も撮りなおしたのですが、これはむずかしい。もう、直接見て!

 九日町(ここのかまち)の坂道を横に入り、まるい石門をくぐった先にあります。門をくぐるとお香のにおいがします。

昼間の石門と石畳(いしだたみ)

 金剛乗寺は、平安時代に空海(くうかい)が開いたとされる真言宗(しんごんしゅう)のお寺です。真言宗・天台宗(最澄)や日蓮宗(日蓮)は、ひとは生きたまま仏になれるとし、このお寺はお経を研究する学校のようなところでした。

 有名なお坊さんが講義(こうぎ)をするときにはたくさんのひとが話を聞きに来るので、お寺のまわりには市場がたち、門前町(もんぜんまち)がつくられます。これが現在の九日町です。

 石門は、江戸時代後期(1800年ごろ)に各地に石橋をつくってきた"肥後の石工"がつくったものです。石畳や石垣にも使われる、阿蘇山の溶岩が固まってできた凝灰岩(ぎょうかいがん)でできています。

去年の凝灰岩と竹かざり

 きょうは、なんだかカップルが多かったな。寒かったせいか二人くっついて。

(='ω')ぜんっぜん、うらやましくなんかないんだからね!

 この石門のあたり、学校帰りの高校生カップルなんかもいるんだよね。(塾長)

冬祭り「山鹿灯篭浪漫・百華百彩 2011」、はじまります

金剛乗寺・石門(パソコン携帯

 空海は現在の香川県出身で、四国にゆかりの地が多いですね。九州にも弘法大師伝説が多く残ります。留学僧として遣唐使(けんとうし)に派遣された空海が、20年の予定を2年で帰ってきてしまい、平安京へすぐにはもどれず福岡の大宰府(だざいふ)に2年ほど滞在していたため、らしいですよ。

[平安時代の仏教・遣唐使]

「真空高く金剛峯寺(こんごうぶじ):真言宗・空海・高野山」
「天最ひえ~延暦寺(えんりゃくじ):天台宗・最澄・比叡山」


冬祭り「山鹿灯篭浪漫・百華百彩
(やまがとうろうろまん・ひゃっかひゃくさい)

2011年2月4日~2011年3月26日 毎週金曜・土曜
3月14日(月)~17日(木)も一部点灯

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