べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

アインシュタインさんも正しいか、まだわからない|理論と観測で科学者になろう

2012年04月24日 | 理科
 科学者になろう!

 大学で学ぶのは科学です。理科だけが"科学"じゃありません。たとえば、理科・算数・数学が自然科学、社会が社会科学、国語が人文科学とよばれます。

 大学や仕事でも使う科学と小中高校の学習との一番のちがい。それは、暗記や反復練習だけではうまくいかないこと、筋道を立てて考えその考えを説明できるチカラを身につけることです。

 そのチカラのひとつが「理論(りろん)」と「実証(じっしょう)」です。


りろん【理論】
原理や法則をもとにした、筋道の立った考え。実際におこなう行為(こうい)に対する、理屈や考え。「理論と実践(じっせん)」「理論と実証」「理論と実験」

じっしょう【実証】
実験や観測や統計などの事実をもとに、証明をすること

説明文を理解するには、ことばを対比(たいひ)させる


 多くの科学者を納得させてきたアインシュタインさんの「理論」。でもそれだけじゃ正解かどうかはわからない。実験や観察を重ねて、「実証」までしていくのが科学です。

 これはめんどうです。ですけど少々のことではゆるがないしっかりとした、想像力のはしごがかけられます。よりたくさんの人を納得させることができます。目には見えない宇宙や小さな世界、大昔のこと未来のことだってわかるようになります。あなたが手にしてる携帯ゲーム機だって目には見えない電子のチカラを制御して動いてるんです。


 科学は、小中学校の学習と違って正解は用意されてません。そのかわりに科学ってもっと自由にどこまでも広がります。(塾長)


アインシュタインの理論実証 米衛星(えいせい)、時空のゆがみ観測(アサヒコム・パソコンむけ)

>質量(しつりょう・重さ)が存在(そんざい)すると、ボウリングのボールが載(の)ったトランポリンみたいに時間と空間で構成(こうせい・組み立て)される4次元の「時空」がゆがむ、というアインシュタインの一般相対性理論の予言が、米航空宇宙局(NASA)の人工衛星「GP―B」の観測で確認された。天才の考えの正しさが改(あらためて)めて実証された。

 NASAの4日の発表によると、遠方(えんぽう)の星が見える方角が、1年に9万分の1度ほどの割合で変化していた。この変化は、地球の自転(じてん・星がコマのように回ること)で発生する時空の渦(うず)の効果として理論が予言する量と一致した。また地球の質量による時空のゆがみによる方角の変化も、理論の予言通りに観測した。

 重力を扱(あつか)う一般相対性理論は1916年に完成。重力で光が曲がる「重力レンズ」効果の観測などから正しいと考えられているが、確認の実験が続いている。76年には精密な原子時計を積んだ探査機GP―Aが、地上より重力の弱い高空では時計が速く進むはずという理論を確かめている。

 同理論は時空のゆがみが光速で伝わる「重力波」の存在も予言しているが、まだ観測されていない。(ここまで引用)


リンゴと地球はひっぱりあってる(6)|ニュートンさんもまちがってた

>身のまわりの自然現象(げんしょう・出来事)を観測し式をたて、比例や反比例といった数学を使い予測をして、ふたたび観測で結果が正しいかを確かめる。こうやって科学は進歩します。

リンゴと地球はひっぱりあってる(7)|タイムマシーンにおねがい

「セントラルドグマの全隔壁を緊急閉鎖!」|RIKENのかっこいい動画


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