べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

たたかえ! 子どものくすりたち|王子様のくすり図鑑

2017年03月31日 | 理科
王子様のくすり図鑑 (じほう図鑑シリーズ) 」(木村 美紀・著、松浦 聖・イラスト)

これ買いました。絵が好みでしたから。著者は…どのくらい書いているんでしょう。おそらく大半は他のスタッフさんが書いてるんだと思うのですが、「じほう」は医療や医薬品関連の書籍を出している出版社なので信頼してます

内容は子どものかかりやすい病気とそのくすりです。「くすりの基礎知識」は8ページほどですが、ふりがなもあって非常にわかりやすい。基本的だけど病気やくすりのことを知るには重要なことばかり。これからもずっと役に立つでしょう

[くすりの基礎知識]

くすりはなぜ効く?
大人と子どものくすりの違い
細菌とウイルス -侵入者を倒せ
アレルギーってなんだ? -暴走する守備隊
くすりの飲み方
ワクチンと予防接種


イラストがメインです。体の各部分で、細菌やウイルスと戦うキャラクター化された"くすり"たち。それから詳しいキャラクター図鑑。ポケモン図鑑みたいですね。勉強になるというより興味を持ってもらうかな。身近な病気にそれと戦ってくれているくすりのことを知っておいてくれるといいな。姪っ子ちゃんへプレゼントします

第一に、ママが看護師さんの姪っ子ちゃんに資格(医療系に限りませんけど)を取っておいて欲しいから。職業の専門化が進むこれからの時代、資格がなければ就職の幅が狭まります。昇給の期待も難しい。また、配偶者の都合で転勤がある場合は特に、身に付けた資格が様々な働き方を支えてくれます。そのためにまず興味を持って、それから勉強の仕方を身に付けておいて欲しいですね

もうひとつ、わたしの母が医療に無闇に不信感を持っていて閉口してるから。気持ちはわかる。病気に向かい合うのは怖いことです。歳を取ればどうにもならないことがドンドン増えていきます。「なにも悪いことはしていないのに」。でもそれが生き物の宿命です。その宿命を受け入れるだけの時間は、少なくとも現代の日本では、充分に与えられています。もし可哀想と言えるとしたら、その覚悟も出来ずに亡くなった子どもやその家族ぐらい。医者だってしてあげられることは限られます。できるのは薬や医学的処置で最期をおだやかに迎えられるよう支えることだけ。あなたの処方薬の種類が多いのは(特に血圧や血糖の薬は)一日の時間によって効き方を考慮してるから。排便や胃腸や血流に副作用を抑える薬は、その時に飲まなきゃ意味無いから。自分が効いたからと他人に薬あげたりもらったりしてちゃ予想外の結果になるよ。一昔前ニュースで騒がれていた薬漬け医療やら姥捨入院やらは、保険点数が付かなくなってもうどこもやってないんだ。薬多くて飲み忘れるようなら、医者に正直に相談して変えてもらえば良いんだよ。だから現実逃避はやめて薬飲もうよ。「悪く」はないと思うようにしてるんですが、相手が知らない聞く耳持たないってツライものです

そこで姪っ子ちゃんへ。正しい知識をまず持ってね。医学って万能じゃないけれど、知らずに不信感持ったってどうにもならないし、知って利用するものだから(藤田)


王子様のくすり図鑑 (じほう図鑑シリーズ) 」(木村 美紀・著、松浦 聖・イラスト)

[内容]

●たたかえ! “子どものくすり”たち
●“子どものくすり”がRPG風のキャラクターになってくり広げる大活劇!
●“子どものくすり”と病気を楽しく学べる、じほう図鑑シリーズ第2弾!

主人公であるくすりの国の王子様は、「かぜ」に襲われた街、「感染症」のひろがる森など、病気や体をモチーフにした世界を旅します。そこに登場するのは“子どものくすり”たち。魔道士や戦士や格闘家など、効能をはじめとした特徴をファンタジー世界の住人に置き換えられたキャラクターが大活躍を見せます。
くすりのキャラクター全51種類と病原体モンスター全15種類を1ページごとで紹介する、後半のキャラクターファイルでは、よりわかりやすく、そして楽しく、くすりたちを解説しています。“子どものくすり”が好きになって、おまけに知識も身につくビジュアル図鑑です。

≪登場するくすりと疾患の一例≫
発熱・頭痛:カロナール/インフルエンザ:タミフル/おたふくかぜ:おたふくかぜワクチン/風しん、麻しん:MRワクチン/ぜんそく:ホクナリン/アトピー:ヒルドイド/外耳炎・中耳炎:メイアクト/結膜炎:タリビッド/吐き気:ナウゼリン/下痢:ロペミン/発疹、あせも:キンダベート/とびひ:ケフレックス/貧血:インクレミン/ぎょう虫症:コンバントリン


[目次]

Ⅰ かぜの章 ―はじまりの街―
Ⅱ 感染症の章 ―うごめく森―
Ⅲ アレルギーの章 ―あらぶる山―
Ⅳ のど・耳・目の章 ―けがれの洞窟―
Ⅴ 胃と腸の章 ―乱れる機械都市―
Ⅵ 皮ふの章 ―ひびわれたオアシス―
Ⅶ 最後の章 ―忘れ去られた空中神殿―

くすりの基礎知識
くすりのキャラクターファイル
病原体のモンスターファイル


血圧とかの大人のくすりは「王様のくすり図鑑 (じほう図鑑シリーズ) 」で。


平衡を助ける、病院の処方(しょほう)薬


気が遠くなるって怖い

老醜(ろうしゅう)をさらせ!



薬価」(ウィキペディア・パソコン向け)

>薬価差

>医療機関や調剤薬局は、健康保険組合に対して、患者に使用した薬剤費を薬価基準どおりに請求する。しかし、医薬品の取引価格に関しては規制がないため、医薬品卸業者から薬価よりも低い金額で医薬品を仕入れることができ、この差額が薬価差益として薬漬け医療の原因とされた。

>1986年に23.0%だった薬価差(率)は、度重なる薬価切り下げで2004年には6.3%まで急減した。しかし、薬の維持・管理、期限切れ薬の処分などの費用なども考えると、薬価差益どころか薬価差損を生じていると主張する人もいる。ただ、薬の維持管理費用などが予め薬価に含まれているという明確な規定は無く、医療上、公定薬価と市場取引価格の差額についての見解には曖昧な部分が残ったままである。

>薬価は2006年4月まで2年に1回の薬価改正で改定されてきた。厚生労働省は薬価の隔年改定を2007年度から毎年改定とする検討を始めた。しかし、医薬品業界の反発のみならず米国政府の強い反対にもあって導入を見送りつつある。(ここまで引用)


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