非正規教員とは?
>正規教員は教員免許を持ち、都道府県・指定市の試験に合格して採用された人で、フルタイムで働く。非正規教員は免許を持ってはいるが、試験に合格していないなど正規として採用されていない人。
>09年度は公立小中学校の教員全体(約69万8千人)のうち、正規が85%、非正規が15%を占めた。非正規教員にはフルタイムで働く常勤講師と、パートタイムの非常勤講師がおり、常勤講師は担任ができる。正規教員が産育休をとった場合の代替要員には常勤講師があてられる。給料の高さは正規教員、常勤、非常勤講師の順。( 2011-01-10 朝日新聞 朝刊 1総合 )
公立小中高校において人件費抑制のため非常勤講師の割合が高くなっていること。非常勤講師には研修義務がないこと。その背景がまとめられています。関連記事はこちら。
引用もとの記事には書かれていませんが、現場で若手を育てるために、退職したベテラン教師を"講師"として採用する動きもあります。
>先生の9人に1人が「非正規」!? 公立小・中(Benesse教育情報サイト・パソコンむけ)
>ところで、非正規教員には、「非常勤講師」と「常勤講師」の2種類があります。非常勤講師は、時間給による原則1年間の採用で、特定教科の授業などを担当し、学級担任をすることができません。複数校を掛け持ちして指導する者も多いようです。これに対して常勤講師は、期限付き採用ですが正規教員と同じにフルタイムで働き、学級担任をすることもできます。
>以前、講師の活躍の場は高校が中心でした。公立小・中学校の場合、基本的には正規教員を充てなければならないとされていたからです。ところが、政府の規制緩和で、2001(平成13)年度から非正規教員を活用してよいことになりました。さらに04(平成16)年度からは、都道府県教育委員会などの裁量権が拡大されたこともあり、一挙に非正規教員の活用が広がりました。少人数指導や複数教員によるチームティーチングなど、弾力的な指導をするためには、期限付き採用の非正規教員のほうが何かと融通が効いて便利だったからです。
>しかし、地方自治体の財政状況が悪化するにつれて、次第に正規教員の代わりに非正規教員を採用して人件費を抑制しようという動きも顕著になってきています。(ここまで引用)
学校組織の変化は外から見えにくいですが、大きく変わっていきます。
保護者にとって、担任の先生だけが子どもたちを支えるのではなく、自治体の各種組織をふくめた全体として、相談しながら環境を整えていくものになるのでしょう。(塾長)
[変わる学校組織]
【教育ニュース】「新規採用」の先生、実は多くが「講師」
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>正規教員は教員免許を持ち、都道府県・指定市の試験に合格して採用された人で、フルタイムで働く。非正規教員は免許を持ってはいるが、試験に合格していないなど正規として採用されていない人。
>09年度は公立小中学校の教員全体(約69万8千人)のうち、正規が85%、非正規が15%を占めた。非正規教員にはフルタイムで働く常勤講師と、パートタイムの非常勤講師がおり、常勤講師は担任ができる。正規教員が産育休をとった場合の代替要員には常勤講師があてられる。給料の高さは正規教員、常勤、非常勤講師の順。( 2011-01-10 朝日新聞 朝刊 1総合 )
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>ところで、非正規教員には、「非常勤講師」と「常勤講師」の2種類があります。非常勤講師は、時間給による原則1年間の採用で、特定教科の授業などを担当し、学級担任をすることができません。複数校を掛け持ちして指導する者も多いようです。これに対して常勤講師は、期限付き採用ですが正規教員と同じにフルタイムで働き、学級担任をすることもできます。
>以前、講師の活躍の場は高校が中心でした。公立小・中学校の場合、基本的には正規教員を充てなければならないとされていたからです。ところが、政府の規制緩和で、2001(平成13)年度から非正規教員を活用してよいことになりました。さらに04(平成16)年度からは、都道府県教育委員会などの裁量権が拡大されたこともあり、一挙に非正規教員の活用が広がりました。少人数指導や複数教員によるチームティーチングなど、弾力的な指導をするためには、期限付き採用の非正規教員のほうが何かと融通が効いて便利だったからです。
>しかし、地方自治体の財政状況が悪化するにつれて、次第に正規教員の代わりに非正規教員を採用して人件費を抑制しようという動きも顕著になってきています。(ここまで引用)
学校組織の変化は外から見えにくいですが、大きく変わっていきます。
保護者にとって、担任の先生だけが子どもたちを支えるのではなく、自治体の各種組織をふくめた全体として、相談しながら環境を整えていくものになるのでしょう。(塾長)
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