べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

ボクはジマーマンを信じる。でも押し付けたくはない

2016年11月09日 | おもしろかった
携帯で動画を見るときはパケット定額で

ボブ・ディランが歌う"風に吹かれて"(1963)です(ビデオタイトル間違ってる)。若いねー。このツラがいいよー。この戦う顔がね。ただの不良ではない、働く男の顔だと思います

ジマーマンはボブ・ディランの本名。ディランは自身に正直にあろうとし、それが支持されたひとです

ディランはフォークだけでなく、カントリーやブルースやゴスペルそれにロックとジャンルを超えた超ベテラン。1941年生まれでいまだ(!)現役です

長い活動期間には何度も波が訪れます。ボクがディランを知ったのは"学生街の喫茶店"(1972)。実際はもう少し後に聞いたのですが、手垢のついた懐メロみたいな扱いかよと思ったのを覚えてます。それから "ウィアーザワールド"(1985)。このレコーディングでは自分の曲と全く異なるメロディに緊張していたといいます。ディランがなんだか元気なく見えました。え!出てた?と思ったくらい

ディランは個人としての思いを詩を書き歌にのせ続けてきました

デビューのころは見て見ぬ振りをする大人達への怒り、1963年公民権運動の高まりのなかプロテスト・ソング(社会的な抗議の歌)を期待される「時代の代弁者」扱いへの反発、フォークというジャンルに押し込めようとする大衆への抵抗もありました。市場として巨大になりつつあった1960年代以降の若者文化。そこではファンにも恵まれなかったのかもしれません

見せてやる、ジャガーみたいな動きさ|ライク・ザ・ローリングストーンズ

事故で死にも直面し老いも迎えます。良い悪いに関わりなく、超人ではない生身の個人に波は訪れます。それでも自身に真摯(しんし)に向き合い詩に書き聞き手への問いかけに変えていく。正直に生きていくってこんなことなのかもしれません。そのことを表現し続けたひとだと思います。だから、ボクはイメージを押し付けたくはありません

ジマーマンは授賞式に現れると思います。彼がそうしたいと思うならね(藤田)


>ボブ・ディランさんにノーベル文学賞 音楽家・作詞家(朝日新聞・パソコン向け)
2016年10月13日

>米国のミュージシャンで作詞家のボブ・ディラン(Bob Dylan)さん(75)が、2016年のノーベル文学賞に決まったと13日、スウェーデン・アカデミーが発表した。賞金は800万スウェーデンクローナ(約9400万円)で、授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。米国人のノーベル文学賞受賞は1993年のトニ・モリスン以来で、11人目。

>ベトナム戦争に揺れる若者の心とらえ ボブ・ディラン氏

>ディランさんは1941年5月24日、米ミネソタ州ドゥルース生まれ。カントリー音楽やブルースの影響下、高校時代から音楽活動を始めた。62年、アルバム「ボブ・ディラン」でデビューした。

>63年に出したセカンドアルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」には、「風に吹かれて」「戦争の親玉」など、その後も代表曲として歌い続けられる作品が収められ、高い評価を受けた。さらに64年にはアルバム「時代は変わる」を発表。公民権運動やベトナム戦争に揺れる若者たちの心をとらえ、プロテスト・シンガーとして熱狂的な支持を受けた。現在に至るまで精力的なライブ活動を続け、ロック界のカリスマ的な存在であり続けている。(ここまで引用)

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