べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

16日朝、夜が明ける

2016年04月23日 | 熊本地震関連
15日夜。余震が一時間に数度繰り返す。教室が揺れる。カーテン閉めるようアナウンス。窓から離れた。天井灯はきちんと固定されていて揺れない。非常電源が生きていて消えないのは心強い。トイレもまだ水が出ていた

付き添われた高齢者が多数やって来る。14日は来てなかった方たちだ。自宅が危険になる前に、呼びかけて避難所へと誘導しているようだ

揺れのなか、声をからした教頭の呼び掛けに大人も中高生も集まっていく。京陵中在校生とOBが椅子を出したり体育館片付けへと向かう。消防や警察も広報車まで出して巡回している。おそらく、多くの消防団や民生委員も自ら被災しながら務めを果たす。避難所隣の森林局から毛布とポンチョ貸し出しにやって来る。街は死んでない。大丈夫、俺らの街は生きている

16日5時半、夜が明ける。足元がひどく冷える。益城に近い熊本市南区東区からも避難して来る。自宅すぐ近所にあるマンションの一階駐車場が潰れ立ち入り禁止だと言う。表通りは目立たないが、路地裏では塀が倒れ地割れも目立つ。根拠の薄い希望を抱いていたが崩される。荷物を取りに一時帰宅。9階まで階段を昇って上がる。2度休んだ。階段途中で話した人は、12階だけど登山部だったからと笑ってくれた。新しい家にヒビが入っていた。被害は決して小さくないんだ

避難所近くのコンビニはざっと60名ほどの大行列。入店制限をかけ少しずつさばいている。店長にも笑う余裕は残らない。惣菜はごっそりなくなりお茶類はとぼしい。配送車は来ていたのが幸い。完全に止まってはいない。避難所で、二人で1個のおにぎりまたはパンそれにお茶1本回ってきた。母に水分補給と携帯節電と今後の確認をする

ガソリンスタンドは長蛇とまでいかないが熊本市に近いスタンドから列ができる

俺らの街は確かに生きている。生きてはいるが、二三日ではとても…(藤田)

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