15日夜停電、再び避難所へ

15日昼は思い出せない。山鹿で透析受け、移動も問題なかったはず。15日夜に一旦帰宅。なにかクチにした気はするが覚えていない。手早くシャワーを浴び靴下服を着けて寝る。荷物も玄関にそのまま。数時間文字通り泥のように眠る（この日だけだった）

ピロンピロンピロン
ピロンピロンピロン

深夜飛び起きる。昨日よりでかい！！直後着けぱなしだった灯りが消える。玄関までiPadと手探りで進む。玄関ぐちゃぐちゃ（杖を忘れる）。廊下の非常灯と手すりを頼りに、闇のなか9階から階段を降りていく。闇がとても怖い

「非情階段」という言葉と、阪神淡路の5000人という数字がよぎる。ここに津波は来ない、落下物で動けなくなることは避けなければ。母にゆっくりと何度も声をかけ続ける

一階へ。瓦や外壁が散乱している。辺りはよくわからない。懐中電灯を持った女性が腕をサポートしてくれた。ありがたい！彼女は、周りやドアの奥にも声をかけていた。どなたかはわからないが助った。俺も誰かに手を貸すから。救急消防や鳴き声が散発してる。避難所に向かうも街灯も信号も着いてない。横を通るクルマの明かりを頼って移動。渋滞はないが避難のクルマ多数。横断歩道が怖い。家族連れと集団で固まって渡る

京陵中グラウンドに灯りが見えた。非常電源が動いてる。グラウンドへ移動中緊急何度も鳴る。立ってられない。ヘリの音が続く

武道館と教室は耐震補強されたばかりだが、なかへは入りたくない。ごぉ…建物が鳴っている（藤田）