べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

良い△を選ぼう(1)|よのなかは、△でできている

2015年11月07日 | 私から保護者へ
○ばかり選ぶことは意外に難しい。よのなかは、たくさんの△でできています。だから効果の期待できる△を選ぶトレーニングをしましょう。


「片付け、やったほうがいいよ」

相手を気づかったやわらかな言い方。一人前の大人同士の気づかいですね。正しい心がけですが、期待する結果が得られるかは相手次第です。

よのなかには、言っただけでは届かないひともニ三割います。高校や大学を出ていても、です。これは学力と直接関係のないチカラです。仕事を始めて恥ずかしい思いしたことが、わたしは何度もあります。

まわりをみて察するチカラは個人差が大きい。子ども相手にはほとんどが届きません。また母親と男の子のあいだにはもたれ合いがあって届きにくいとも感じます。

よのなかで我が子を一人前の大人として扱ってもらうには、トレーニングが欠かせないのです。小学高学年からは必須です。高校からは待ったなしです。現在の学校ではこれをやりません。「余計なことをするな」と保護者からクレームがくるからです。


本題です

具体的になにをいつ始めるのか、ことばにしましょう

「片付けわたしが手伝ってあげられる。いま(昼2時までに)自分から頼みなさい」

または

「あなたが、いますぐ(昼3時までに)片付け始めなさい」


本人ができること以上の指示はしません。何時まで片付け”終わらせなさい”といった先の指示はしません。終わらせるのは手をつけてからでないとわからないからです。なかなか手をつけないのはできるかどうかわからないから。わからないまま始めるには勇気がいります。


もし、どちらも選らばなかったら?

「3時すぎたら、勝手に片付けちゃうよ」

これで、やるつもりだったのに…なんてふてくされてみせることはできません。どちらも選らばなかったは本人だから。ベッドの下の母親に見られたくない本が捨てられても、怒る理由はありませんねw


できることだけに絞って、期限を決め指示を出す。具体的にってこんなことです。手はかかりますから学期の終わり祝日にでも小分けに試しましょう。普段はただ「片付けなさい!」でも良いのです。具体的な指示だけが唯一絶対正しい方法ではありませんから。でも効果はずっと得られやすい。だから結果も期待できる。

それに、本人にも私たち大人も自信がつきます。何度言われてもできなくて諦めてしまうことが避けられます。←ココポイント!


○か×だけなのは、クイズか小学生のセカイです。効果の高い△を選ぶトレーニングをしていきましょう。よのなかは、たくさんの△でできていますから。(藤田)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。