べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

良い△を選ぼう(2)|よのなかは、△でできている

2015年11月10日 | 私から保護者へ
よのなかは、たくさんの△でできています。あなたに△を選ぶトレーニングは欠かせません。効果の高い良い△を選ぶトレーニングをしていきましょう。

やらなくたって学校を卒業はできます。でもそれは座ってお話が聞ける証、(あかし)でしかありません。○か×かを決めてもらわなければ動けないひとにチャンスは限られます。高校を(大学も)卒業した”だけ”では評価が得られなくなっているのはそのためです。


生まれ持った容姿や財産や才能の差は確かにあります。運やカン、気合いや根性も役に立ちます。あるものは使いましょう。でもそれら”だけ”で定年の六十五歳まで乗り切れるとは、わたしはとても思えません。

例えば新しくお店を開く場合、場所が適切か価格が適切か、売れなかったらどこで切り替えるのか、こういった解答の用意されていない判断が何度もやってきます。

街の喫茶店のライバルはコンビニの百円コーヒーとドーナツでした。新しい喫茶店や大手ドーナツショップではありませんでした。不況ですから大手だって他業種だって地方へやって来ます。悪いことをしていなくとも、ライバルがやって来て厳しい競争に巻き込まれます。

大きな競争のなか、日々判断ができるのがもうかる仕事。その判断を確実にカタチにできるのが長く続く仕事です。ココで「学び」が役に立ちます。個人の運やカンの限界を越えるのも「学び」です。チームのなかでチカラの貸し借りが上手にできるからです。「学ぶ」ひとにはチャンスがまわってきます。「学ぶ」ひとなら、機械やバイトや外国人に仕事を奪われません。


「学び」って特別なことじゃありません。あなたが意識さえすれば、学校での学びからだって身に付きます(塾で働いてるのに言っちゃったw)。「学び」のトレーニングをやるかやらないのか選ぶのはあなた。選ばせるのは保護者です。先生ができるのはアドバイスとサポートまでです。

「学び」は、持って生まれた容姿や財産や才能よりはるかに平等です。若さに左右されがちな運やカン、気合いや根性より長く伸び続けます。さまざまな選抜に学力が利用される所以(ゆえん)です。試験は頭が良いという才能を図っているわけじゃありません。高等教育は難しいことを覚えにいくわけでもない。あなたは、自分の職場で求められるチカラを身に付けて見せれば良いのです。


高校や大学はコースが分かれますよね?基礎学力を測っていた義務教育とは基準が変わります。知識は最低三割とれれば充分です。ても、辞書や教科書を使って自ら学べること、解答解説を使ってやり直しができること、ノートを取って自ら質問ができること…学びの方法を身に付けていく必要はあります。いままでの延長では身に付きません。だから、高等教育の意義をあなたに(保護者にも)意識して欲しいと切に願います。

よのなかへの準備として「学び」を意識すれば、ただの苦行から解放されます。「学び」が楽しいとさえ思えるかもしれません。例えばですね…どのテストでも選択問題がありますよね?

まずは×ははずすこと。それだけで解答にたどり着くつかなければ、求めるもの、ゴールによりそくした△を選べば良いのです。それが良い△ですから。(藤田)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。