べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「爆弾を落とした人への憎みはありません。しかし」

2015年08月17日 | 私事・未分類
携帯で動画を見るときは、パケット定額で


 イギリスの公共放送局BBCのティーンむけチャンネルCBBCより、"Hiroshima - A Survivor's Story"です。五分ほどのアニメ作品。過激な表現はありません。全編英語ですが比較的ゆっくりで聞き取りやすい。


>BBC、広島の原爆を子供向けアニメで紹介「爆弾を落とした人への憎みはありません。しかし」(The Huffington Post・パソコンむけ)

>イギリス公共放送のBBCが8月5日、広島に投下された原爆の体験談をアニメに仕立て、子供向けチャンネルで紹介した。アニメは、14歳のときに爆心地から1.5キロの位置で被曝した橋爪文さん(84)の体験談を元に制作された。物語は少女が語り手となり、1945年8月当時を紹介する形で進行。原爆が投下されたときの様子や、その時感じたことなどが伝えられた。

>「原爆を落とした人を憎む気持ちはありません。何もかも失ったときでさえ、人間というものは素晴らしい物なのだと感じることができたと、私は証言できます。しかし、人間が他の誰かの上に原爆を落としたという事実は、決して許すことはできません」


Hiroshima: A Newsround Special(CBBC・パソコンむけ

On the 70th anniversary of the atomic bombing of the city of Hiroshima, Leah travels to Japan to find out more about what happened on that day in 1945.

 こちらもBBCのティーンむけ番組です。番組スタッフが広島へ取材に訪れた実写ドキュメンタリー。15分程の作品です。同ページ下部のリンクが興味深い。


>NPT会議決裂 米、中東非核化に反対

>国連本部で4月下旬から開かれていた核拡散防止条約★(NPT)再検討会議は最終日の22日、最終文書を採択できずに決裂、閉幕した。事実上の核保有国イスラエルの非核化を念頭に置いた「中東非核地帯構想」に米国などが反対した。核軍縮や核拡散防止の課題を討議する5年に1度の会議は、広島、長崎への原爆投下から70年の節目に最悪の形で終わった。

くまにちコムより 2015/07/23


中東非核地帯を巡る交渉の舞台はフィンランドへ(IPS Japan・パソコンむけ


 現代の国家同士の戦争において、非戦闘員を攻撃目標とすることはは違法です。世界が原子爆弾を抑止しようとするのは非戦闘員である市民を大勢まき込み死傷させる兵器だから。アメリカほか核兵器を持つ国々は新(あら)たに保有しようとする動きを阻止(そし)しようとしながら、自国の核兵器を廃絶することには消極的です。核兵器や化学兵器を平気で使いかねない国や組織が存在するからなのでしょうが、たとえ応戦にせよ核兵器を使った時点で国際法を踏みにじったことになります。紛(まぎ)れもない戦争犯罪です。

 現実に使用できない兵器は"先に"手放すほうが国外での多くの支持を得(え)られます。オバマ大統領は、イスラエルとアメリカ国内のイスラエル支持者たちに従ったのかもしれません。「積極的平和主義」を標榜する日本は、アメリカ政府の機嫌を損ねても粘るべきでした。わたしはそう思います。日本には世界に対し核兵器廃絶を強く求める理由がありますし、「中東非核地帯構想」に反対するのはイスラエルとアメリカ国内の都合ですから。

「ジャスト・ウォー」→「法にかなった戦争」|オバマ大統領のノーベル平和賞


戦時国際法(ウィキペディア・パソコンむけ

ジュネーヴ諸条約の追加議定書 (1977)ほか

>攻撃目標の選定の原則は、攻撃を行う目標をどのように選定するのかについての原則である。まず攻撃目標は敵の戦闘員 (Combatants) か軍事目標 (military objectives) に定められる。戦闘員とは紛争当事国の軍隊を構成している兵員であり、陸戦法規における軍事目標とは野戦陣地、軍事基地、兵器、軍需物資などの物的目標である。また攻撃目標として禁止されているものは、降伏者、捕獲者、負傷者、病者、難船者、軍隊の衛生要員、宗教要員、文民、民間防衛団員などの非戦闘員と、衛生部隊や病院などの医療関係施設、医療目的の車両及び航空機、歴史的建築物、宗教施設、食料生産設備、堤防、原子力発電所などの軍事目標以外の民用物[7]である。

>攻撃実行においては主に3つの規則が存在する。第1に軍人と文民、軍事目標と民用物を区別せずに行う無差別攻撃の禁止を定めている。これによって第二次世界大戦において見られた都市圏に対する戦略爆撃は違法化されている。第2に文民と民用物への被害を最小化することである。軍事作戦においては文民や民用物が巻き添えになることは不可避であるが、攻撃実行にあたっては、その巻き添えが最小限になるように努力し、攻撃によって得られる軍事的利益と巻き添えとなる被害の比例性原則に基づいて行われなければならない。第3に同一の軍事的利益が得られる2つの攻撃目標がある場合、文民と民用物の被害が少ないと考えられるものを選択しなければならない。

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