べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

カンガルー王国では、サンタが海パンでやってくる|よく読み「カン」にたよらない

2009年12月09日 | 理科
 「12月が夏!?の雨温図」の続きです。赤道(せきどう)のまわりは、一年中あつく雨が多い。赤道は、地球全体で太陽が真上(まうえ)からあたる時間が長いためでした。

 太陽は真上からあたるほうが、あつい。朝や夕方のように太陽が低いと、気温があがりませんよね。日本でも6月ごろから気温があつくなるのは、太陽が真上からあたる時間が長くなるからです。

 写真を見てください。まんなかに太陽。まわりの四つは、それぞれ春夏秋冬の地球をあらわしています。太陽から赤いやじるしで、ひかりがでています。ひかりのあたらない反対がわには、ななめの線でカゲがかいてあり、ここは夜です。

 地球には赤のよこ線があって、ここが赤道ですね。青のよこ線が北半球(きたはんきゅう)にかいてあり、これにそって日本があります。

 さて、ヒントはすべて書きました。以下(いか)の問題に答えてください。

[問題1]
この四つの地球のうち、日本が夏になるものはどれでしょう?

[問題2]
一年間で太陽がもっとも真上からあたる日を「夏至」(げし)といいますが、日本が夏至になるのはどれでしょう?

[問題3]
日本の夏至は6月ですが、6月の地球はどれでしょう?

 この三つの問題で、それぞれがちがう答えになったひと。あなた、ちがう問題だからちがう答えになると思いこんで「カン」で答えましたねw

 ひっかかったなww今日の記事をはじめから読みなおしなさいw

 三つともおなじ答えになったひと。正解です。ここからが本題(ほんだい)。その答えの地球をみて、南半球(みなみはんきゅう)に注目(ちゅうもく)!

 北半球の日本には太陽が真上からあたって夏です。おなじ地球でも、南半球では太陽は真上からあたっていません。このときの地球は6月で、北半球は夏至、南半球は冬至(とうじ)なのです。

 前回の雨温図を思い出してください。「12月なのに夏」の雨温図は、日本と赤道をはさんで反対がわの南半球にある国です。南半球では季節が逆(ぎゃく)になるのですね。

 世界地図をだして!南半球の国を確認します。日本から南へ、…インドネシアオーストラリアニュージーランド、東へまわって…ペルーチリアルゼンチン、さらに東へ…南アフリカ!2010年ワールドカップ!

 東ってどっちだったっけ?日本地図なら「北海道は北、東京は東」だったよね。

 続きます。(塾長)


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