[4/27追記]
27日現在、益城や南阿蘇熊本市南区東区等被害が特にひどかった地域で、路地で倒れた塀の撤去、個人宅の片付けやゴミ出し、ブルーシート張りほか人手が足りないと聞きます。他の地域でも独居老人や小さい子を抱えた家庭では買出しや生活用水の運搬が困難です。熊本はクルマ社会ですからアシがないと途端に動きづらくなります。バスは間引きかつ定刻では動いてません。水道やガスの出ない地域では買出しやお風呂へ連れて行ってあげるだけでも喜ばれるかもしれません
いろいろあるけどわたしは元気です。一日無事生き延びました。余震は減り透析はできた。顔も歯も磨いてシャンとします。母は体操とおしゃべりと炊き出しに費やしてます。悪くない。今日も多くの人と助け合えた。わたしはその一員だ。まだ明日も見えない場所はある
離れた場所にいる弟からメールが来ます。文面から歯ぎしりが聞こえるよう。その気持ち受け取った。落ち着いたら姪っ子ちゃんたち連れてきてくれ。母がなにより喜ぶだろう
以下は19日ごろに書きました。わたしの気持ちです。便が出ない食進まない風呂浸かりたい野菜食べたか
気持ちと結果は別です。現場と周りも別です
通信、高速道路、鉄道、空港、流通…インフラがそれを繋いでいて、わたしたちは普段それを意識しません
誰かの役に立ちたい。素敵な感情です。直接顔をあわせる現場にいる人達の間なら大賛成です。わたしたちも日々だれかの気持ちに支えられます
手を差し伸べてくれて、ありがとう
インフラが整っていません。気持ちはすぐ結果に繋がらないかもしれません。現場から離れた場所からなら気持ちをコントロールしつつ待つほうが、わたしたちはより結果が得られ助かりますというお願いです
いま現場では結果を得られる支援が圧倒的に不足します。インフラがあまりに整わないから。被害や人手によって、個々に必要な支援に違いが大きくなるから。普段意識していませんが、インフラがわたしたちの物理的な距離を縮めています
あなたの気持ちが現場へ届けられるようになるのはしばらく後になると思います
食うや食わずは脱しました。幹線は国や自治体が整えてくれるでしょう。生活インフラと流通は企業が整えようと奮闘しています。それらは待つしかありません。一方、やむを得ませんが、路地や各家庭はカネも人手も後回しになります。それを支える自治は思うように動けない。地域まるごと被災しています。物資が末端まで届かないのはそのためです。被災地でもほとんどの働き手は仕事に出ていきます。多くは被災者であると同時に支援者です
広域で被災するってそういうことです
現場から離れた人が日常に戻ってしまう数ヵ月後まで、あなたのその気持ちを取っておいていただけませんか?
その頃、個人の需要に合わせた個人にしかできない支援が必要になっていると思います
もしその時まで待つことができないとしたら、その気持ちは(藤田)
27日現在、益城や南阿蘇熊本市南区東区等被害が特にひどかった地域で、路地で倒れた塀の撤去、個人宅の片付けやゴミ出し、ブルーシート張りほか人手が足りないと聞きます。他の地域でも独居老人や小さい子を抱えた家庭では買出しや生活用水の運搬が困難です。熊本はクルマ社会ですからアシがないと途端に動きづらくなります。バスは間引きかつ定刻では動いてません。水道やガスの出ない地域では買出しやお風呂へ連れて行ってあげるだけでも喜ばれるかもしれません
いろいろあるけどわたしは元気です。一日無事生き延びました。余震は減り透析はできた。顔も歯も磨いてシャンとします。母は体操とおしゃべりと炊き出しに費やしてます。悪くない。今日も多くの人と助け合えた。わたしはその一員だ。まだ明日も見えない場所はある
離れた場所にいる弟からメールが来ます。文面から歯ぎしりが聞こえるよう。その気持ち受け取った。落ち着いたら姪っ子ちゃんたち連れてきてくれ。母がなにより喜ぶだろう
以下は19日ごろに書きました。わたしの気持ちです。便が出ない食進まない風呂浸かりたい野菜食べたか
気持ちと結果は別です。現場と周りも別です
通信、高速道路、鉄道、空港、流通…インフラがそれを繋いでいて、わたしたちは普段それを意識しません
誰かの役に立ちたい。素敵な感情です。直接顔をあわせる現場にいる人達の間なら大賛成です。わたしたちも日々だれかの気持ちに支えられます
手を差し伸べてくれて、ありがとう
インフラが整っていません。気持ちはすぐ結果に繋がらないかもしれません。現場から離れた場所からなら気持ちをコントロールしつつ待つほうが、わたしたちはより結果が得られ助かりますというお願いです
いま現場では結果を得られる支援が圧倒的に不足します。インフラがあまりに整わないから。被害や人手によって、個々に必要な支援に違いが大きくなるから。普段意識していませんが、インフラがわたしたちの物理的な距離を縮めています
あなたの気持ちが現場へ届けられるようになるのはしばらく後になると思います
食うや食わずは脱しました。幹線は国や自治体が整えてくれるでしょう。生活インフラと流通は企業が整えようと奮闘しています。それらは待つしかありません。一方、やむを得ませんが、路地や各家庭はカネも人手も後回しになります。それを支える自治は思うように動けない。地域まるごと被災しています。物資が末端まで届かないのはそのためです。被災地でもほとんどの働き手は仕事に出ていきます。多くは被災者であると同時に支援者です
広域で被災するってそういうことです
現場から離れた人が日常に戻ってしまう数ヵ月後まで、あなたのその気持ちを取っておいていただけませんか?
その頃、個人の需要に合わせた個人にしかできない支援が必要になっていると思います
もしその時まで待つことができないとしたら、その気持ちは(藤田)