中高一貫校、公立中学入試で出題される"統計"は、暗記ではありません。
あなたが学業を終えよのなかにでれば、穴埋めワークはもうありません。"正解"が用意されていない新たな問題も解決していかなければなりません。
指示されたことをまずやりとげる。これは正しい。でも指示されたこと"だけ"しかやらないのであれば 雇(やと)う側から見ると機械やアルバイトや外国人で充分です。あなたといっしょに永く仕事をやっていく理由がない。正解さえだせばまちがっていなければ、それ"だけ"では仕事は永くは続かないのです。
あなたに求められているのは、経験を積んで30歳代40歳代からも伸びるチカラです。知識量や情報の処理速度だけではないチカラを見るのが中学入試の"統計"です。
冷蔵庫にキリンを入れろ。知識量や情報の処理速度だけではないチカラを見る、入社面接での問題です。正答はひとつではありませんが、考え方にはきちんと筋道があります。
塾長いわく「就職で有利になる裏技教えときましょう」(3)|冷蔵庫にキリンを入れろ!
中学入試にも考え方の筋道はきちんと存在します。知識ではないからといって、カンでは決して当たりません。クイズじゃありませんから。
中高一貫校で統計が出題されるわけ(1)|もとめられる分析と類推とは?
中高一貫校で統計が出題されるわけ(2)|身近な具体例と関連付ける
中高一貫校で統計が出題されるわけ(3)|もとめられる表現力とは?
よのなかを知って、磨け!経営感覚(1)|資料と統計を文字情報から読み取る
いっしょに考え方の筋道を確認しましょう。頭の普段使っていないところも、手も使います。これが面倒だと思うなら暗記と作業でできることだけやり続けても構わない。いままでのやり方"だけ"でこれからもチカラがつくと思うならそれも構わない。
はじめます
[グラフから読み取る]
1、まずグラフのタイトルを、差しながら確認します
例)「日本の食料自給率の推移」
鉛筆で差しながら、読めない意味が説明できない語句に線を引きます
2、グラフの横軸と縦軸、単位と目盛りを確認します
例)「率」なら%
数値には単位をつけ間違いを避けます。目盛りも等間隔とは限りません
3、語句の意味を確認し、グラフの折れ線や棒をなぞります
例)「自給率」
解答解説や参考書を使い、語句の意味を書き写します。グラフはなぞりながら、変化や多い少ないを確認しておきます
4、折れ線グラフは全体を見て変化を、棒グラフはひとつずつ項目ごとに見て比べます
例1)「日本の総人口」「外国人観光客の推移」なら折れ線グラフですから、「増えている(減っている)」「2010年まで増加して、2011年から減少している」
例2)「国別の二酸化炭素排出量」「工業地帯の工業別生産高」なら棒グラフです。「1980年と2010年でくらべると、日本は減っていて中国は増えている」と、何について比べたか具体的に項目を書きます
また、資料から読み取れないことわからないことは書かない。ここでは推測するチカラや知識量を見たいのではないからです。
筋道を確認したら、過去問や模試のやり直しを自分でやってみましょう。最初はうまくいきません。それでも自分で書いて試すこと。書いたら何度も見てもらうこと。自転車に乗れるまでの練習と似ていますね。考え方の筋道はいったん身についてしまえば、意識しなくともできるようになっていますから。(塾長)
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指示されたことをまずやりとげる。これは正しい。でも指示されたこと"だけ"しかやらないのであれば 雇(やと)う側から見ると機械やアルバイトや外国人で充分です。あなたといっしょに永く仕事をやっていく理由がない。正解さえだせばまちがっていなければ、それ"だけ"では仕事は永くは続かないのです。
あなたに求められているのは、経験を積んで30歳代40歳代からも伸びるチカラです。知識量や情報の処理速度だけではないチカラを見るのが中学入試の"統計"です。
冷蔵庫にキリンを入れろ。知識量や情報の処理速度だけではないチカラを見る、入社面接での問題です。正答はひとつではありませんが、考え方にはきちんと筋道があります。
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いっしょに考え方の筋道を確認しましょう。頭の普段使っていないところも、手も使います。これが面倒だと思うなら暗記と作業でできることだけやり続けても構わない。いままでのやり方"だけ"でこれからもチカラがつくと思うならそれも構わない。
はじめます
[グラフから読み取る]
1、まずグラフのタイトルを、差しながら確認します
例)「日本の食料自給率の推移」
鉛筆で差しながら、読めない意味が説明できない語句に線を引きます
2、グラフの横軸と縦軸、単位と目盛りを確認します
例)「率」なら%
数値には単位をつけ間違いを避けます。目盛りも等間隔とは限りません
3、語句の意味を確認し、グラフの折れ線や棒をなぞります
例)「自給率」
解答解説や参考書を使い、語句の意味を書き写します。グラフはなぞりながら、変化や多い少ないを確認しておきます
4、折れ線グラフは全体を見て変化を、棒グラフはひとつずつ項目ごとに見て比べます
例1)「日本の総人口」「外国人観光客の推移」なら折れ線グラフですから、「増えている(減っている)」「2010年まで増加して、2011年から減少している」
例2)「国別の二酸化炭素排出量」「工業地帯の工業別生産高」なら棒グラフです。「1980年と2010年でくらべると、日本は減っていて中国は増えている」と、何について比べたか具体的に項目を書きます
また、資料から読み取れないことわからないことは書かない。ここでは推測するチカラや知識量を見たいのではないからです。
筋道を確認したら、過去問や模試のやり直しを自分でやってみましょう。最初はうまくいきません。それでも自分で書いて試すこと。書いたら何度も見てもらうこと。自転車に乗れるまでの練習と似ていますね。考え方の筋道はいったん身についてしまえば、意識しなくともできるようになっていますから。(塾長)
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