週刊少年ジャンプで連載中の「ワンピース」より世界の「正義」を守る三人の大将たち。海軍の「正義」は海賊をとらえために使われますが、世界の秘密を隠し続けるため個人にもむけられます。海軍から命をねらわれ生きることをあきらめた”悪魔の子”ニコロビンへ、主人公”麦わら”ルフィのセリフ。「ロビン!!!まだお前の口から聞いてねェ 『生きたい』と言えェ!!!!」
個人を犠牲にしても海賊から世界全体を守る海軍の正義と、自由な自律した個人の意思から生まれるルフィの正義。単純に正解は出ない話です。
こういった単純には正解が得られない問題にヒトは頭を悩ませてきました。そうして積み上げてきた手がかりが大学の講義のなかにありました。
『ハーバード白熱教室』NHK教育テレビにて放送中
2010年4月4日~6月20日、毎週日曜18:00~19:00、全12回
>1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代がおかした過(あやま)ちについて、私たちに償(つぐな)いの義務はあるのだろうか――。
第7回 Lecture14「契約(けいやく・約束)は契約だ」
>政治哲学を現代に復活させた、ジョン・ロールズの「正義論」を取り上げる。ロールズは「無知のヴェール(べーる・おおい隠す布)」という概念(がいねん)を考え出した。それは、誰もお互いに年齢、性別、人種、知性、強さ、社会的地位、富、宗教、そして人生の目的さえも知らない、仮説的な原初状態である。その「無知のヴェール」の背後でかわされた合意こそが、正義の原則であるとロールズは言う。一体この「無知のヴェール」は現実世界においてどう考えればいいのだろうか。サンデル教授は、実際の契約が不公平な結果を生む、ユーモラスな例をいくつか挙げながら、公平な合意とは何かを議論していく。
続きます。(塾長)
個人を犠牲にしても海賊から世界全体を守る海軍の正義と、自由な自律した個人の意思から生まれるルフィの正義。単純に正解は出ない話です。
こういった単純には正解が得られない問題にヒトは頭を悩ませてきました。そうして積み上げてきた手がかりが大学の講義のなかにありました。
『ハーバード白熱教室』NHK教育テレビにて放送中
2010年4月4日~6月20日、毎週日曜18:00~19:00、全12回
>1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代がおかした過(あやま)ちについて、私たちに償(つぐな)いの義務はあるのだろうか――。
第7回 Lecture14「契約(けいやく・約束)は契約だ」
>政治哲学を現代に復活させた、ジョン・ロールズの「正義論」を取り上げる。ロールズは「無知のヴェール(べーる・おおい隠す布)」という概念(がいねん)を考え出した。それは、誰もお互いに年齢、性別、人種、知性、強さ、社会的地位、富、宗教、そして人生の目的さえも知らない、仮説的な原初状態である。その「無知のヴェール」の背後でかわされた合意こそが、正義の原則であるとロールズは言う。一体この「無知のヴェール」は現実世界においてどう考えればいいのだろうか。サンデル教授は、実際の契約が不公平な結果を生む、ユーモラスな例をいくつか挙げながら、公平な合意とは何かを議論していく。
続きます。(塾長)
今回のエントリーは、テレビを見てて大学時代の法哲学を思い出しでうわっつらなぞっただけで歯が立ちませんでした
面白い番組なんですが
『或質的な面が物理的に確定する場合の確定要素は【0】である。』
【0特性】
◇絶対性
『拡がりが無い,』
◇不可分性
『分けられない,』
◇識物性
『存在の1の認識が可能, 即ち考えるもとの全てが【0】より生ずる, 但し質的な変化に対し絶対保存できない,』
◇変化性
『物による逆の確定が不可能な変化 (可能性の確立), 即ち存在の【1】を超越して変化する。』
【0特性】が真理であるならば, 時間平面的な視野は物的ではなく, 質的に変化していることになる。その根拠が【0∞1】, 有限的無限性を有する物による質の確定が不可能であること, そもそも確定する質が何かを知り得ない以上, 物理的確定論は絶対的ではなく類似事的な確定であること, である。
【零的確定論】では, 一つの時間平面が, 拡がり無き【時(とき)の間(はざま)】に確定していると考える。同様に空間を捉え, 【空の間】に空間を置き, 絶対的変化を与える【質】を流し込む。つまり時間平面は, この表裏不可分の裏側の【絶対無】により0的に確定されることになる。
△無は有を含む。