あったかも知れない話33 狼皇子☆(笑)

シンく～ん？
あ、居た居たやっぱりここだ！
こんな所に隠れていちゃダメじゃない？
コン内官が探していたわよ

別にいいだろう？
たまには休憩も必要さ♪
お前こそどうしたんだよ？
今は舞踊の練習の時間じゃないのか？

うん、それが先生の都合が悪くて急に休みになったのよ
それでシン君のフェンシングの練習を見に行ったら居なくて
皆が探していたからきっとココだと思って来てみたの♪
先生もいらしているのにいいの？

いいの！

シン君にしては珍しいじゃない？
完璧を目指しているのでしょ？

目指しているのじゃなくてもう完璧！

相変わらずの皇子病またもや発症。。(笑)

違うよ、怒
この間からユルも一緒に練習する事になっただろ？
あいつと手合わせするとついお前の顔を思い出して、
本気になってしまうんだ
それで先生に注意されるから嫌気がさしてね。。
それに今さら練習しなくてもユルなんて大した事ない！！

そんな事を言っていると不意打ちを喰らうわよ！

大丈夫だよ！
今の時代決闘なんて無いし伝統を守る為に習っているだけだから

でも？？？
フェンシングって西洋の物じゃないの？

じゃあ尚更僕の知った事じゃない！
撃棒ならユルなんかに負けないからね（自慢）

シン君が撃棒で戦っている姿って素敵よねぇ☆
ぐっときちゃうわぁ～♡

よく言うよ、呆
僕が落馬した時、ユルの方に行ったくせに●~＊涙

まだそれを言うの？
ごめんねって謝ったでしょ？

あの時僕がどんなに寂しかったのか知っている？涙

顔に書いてあったわ。
僕のところに来て～って、笑

オイ、ふざけるな！！petit怒
判っていたのならどうして来てくれなかったんだよぉ

だって、シン君の周りは翊衛士や医官が沢山いたのに、
ユル君は誰もいなくて可哀そうだったから、、、、

だけどさ？。。スネ

しつこいわね、、、petit怒
だからごめんねって言ってるでしょ？
またあの事で喧嘩したいの？

だって。。寂

もぉ～、しょうがないわね♡chu♡
これで仲直り♡

もっとぉ～♡

甘えるんじゃないわよ！●～*
そろそろ戻らないといけないんじゃない？

まだいいよ♡
誰も呼びに来ないのだから♪

呼びにって・・・
私達がココにいる事を誰か知っているの？

皆が知っているよ？

どうして？

宮の中には隅々まで防犯カメラが付いているから！

ココも映っているの？

あぁ！！

じゃあさっきの♡chu♡も見られちゃったの？

多分ね(笑)
コン内官も翊衛士も来ないって事は
仲良くどうぞ♡って事(笑)

えぇ～～そんなぁ~~汗。。

だからお言葉に甘えて、もう少しゆっくりしていよう？
夕陽もココならよく見えるし、
月だって星だって見えるのだから☆

どうしよう・・・
皆に見られていたなんて。。。

いいだろう夫婦なんだから♡

そうね♪
ヒョリンじゃないものねぇ～～＜悪＞

お前もしつこい！！怒


ねぇ、もっとこっちにおいでよ♂
　
向かい合わせの方がシン君の顔がよく見えるから♡

でも側にいた方が温かいし、
僕の心の声もよく聞こえると思うけど♡

シン君の心の声を聞くのなんだか怖いな。。。汗

なんで？

だって今夜は満月だから・・♡

僕が狼男に変身するとでも？(笑)

あら、しないの？

ご希望とあらばすぐにでも♂

グ～～～ゥ♪♪

空気読めよ。。。汗

だって、、、汗

エネルギー補給が必要みたいだな(笑)
夕食のメニューはステーキだから
がっつり食べて今夜は吠え捲るぞ♂♡♀

ガッツリ食べて吠え捲るって、
シン君ほんとの狼皇子だったんだぁ。。驚

ガクッ！！汗。。

赤頭巾ちゃん、
まずはご飯を食べよう？汗