授業が終って東宮殿に戻ると寝室から妙な声が聞えてきた
アイツまた何か変な事でも始めたのか?とこっそり覗いてみると
ベッドの上に胡坐をかいてDVDを見ながら「ひいひいふー×2」とやっている
そうか、この間両親教室で貰ったラマーズ法のDVDを見ながら
呼吸法を練習しているのか
いつもなら僕の足音が聞えるとウサギの様に飛び出して抱きついて来るのに
今日はそれも聞えない位に一生懸命にやっているようだ、
呼吸法の合間にはお腹に手を当てながらハヌルに話しかけている
ハヌル、ママと一緒に頑張ろうね、
お産の時に楽に早く会える様に
「楽に」って所がポイントよ、
ハヌルもママも苦しいのは嫌でしょ?
だから今から一生懸命練習して満点取れる様に頑張らなくちゃね♪
ママはね、ハヌルのパパ見たいになんでも完璧と言う訳じゃないのよ
でもハヌルはパパの完璧の半分は受け継いでいる筈だから、
その力を発揮してママを助けてね!
パパ遅いね、
二人で御留守番つまんないね。。。
僕はとっくに帰っているんですけど?<悪>
シン君帰ってたの?
ごめんね気が付かなかった
何してたの?
ハヌルとお話してたのよ、
助産婦さんが言ってたでしょ?
お腹の中でママやパパの声を聞いているって、だから!!
どんな事を話していたの?
うん、お産の時に辛くない様に
今からしっかり練習しておこうねって♪♪
パパみたいに完璧なママじゃないから助けてって?笑
なんだ、聞いていたの?
だったら声掛けてくれればいいのに
折角の親子の会話を邪魔しちゃ悪いかなってね、☆
チェギョンは最近少しお腹が目立ってきて
本人も妊婦である自覚が出てきたのか、出産に関する話や、
育児についての講演を聴いたりハヌルに良いと思う事は
積極的に取り入れ様としているみたいだ
早くも教育ママなんじゃないかとも思えるのだけれど
本人は真剣で、
夕べは母体にもハヌルの為にもマタニティスイミングがいいらしいから
自分もやってみたいと言い出した
きっと気分転換にもなるだろうし、こういう所でママ友?って言う
新しい友達関係が生まれるという事はプレパパランドのカキコで
よく見て知っているけれど、
さすがに皇室専用のプールはないし、
だからと言って裸足でさえ見せられないやんごとなき身分のお前を
一般の人達と同じ様にと言う訳にはいかない
開かれた皇室を目指す僕だけど、
この件に関してはどうしても賛成出来なかった
だってハヌルのママである前に僕の妻なんだよ?!!!
水着姿なんて絶対に見せたくなかったから
いつものお願い攻撃にも負けないで、
今回ははっきりとダメだって言えた☆
でもチェギョンも段々僕の事が判ってきたのか
反対される事は承知だったけれど一応聞いてみただけと
いつになく殊勝な口ぶりで
お互いが少しづつ成長してきたのかなって思えた
マタニティスイミングは許可出来なかったけれど、
その代わりと言ってはなんだけれど週末に妊婦とプレパパの為の
クラシックコンサートと言うイベントに公務で出かける事になった
公務と言うのがちょっと引っ掛かるけれど、
ハヌルの為になると言う一言で今までなら気が進まなかった公務にも
積極的に参加出来る様になってきたチェギョン☆
お腹の中にいる時からハヌルは僕らをしっかりとした親になる様に
教育してくれているみたいだ!笑
最近の公務の中にはチェギョンの懐妊を意識した催しも多くなり
今回のコンサートもその一つ
今から、楽しみにしているチェギョンに
「この間の様に眠るのじゃない?」とちょっと意地悪く言ってみると
「私はクラシックは苦手だけれど、
ハヌルはシン君の赤ちゃんだから
私と違って凄く興味を持つ子どもかも知れないでしょ?
例え私が眠ったとしてもハヌルには聞えていると思うし、
お腹の中で気持ちよく過ごせるならそれだけでいいのよ!!
とお腹のハヌルに話しかけながら力説していた
勿論このコンサートには僕も一緒に出かける
僕らの他にも同じ様にプレママとプレパパが招待されていて
和やかな一時を一緒に過ごして未来の国の宝である子供達に
少しでも良い環境を与えられるように、
そしてママ達にも日ごろの疲れを癒せる時間になる様にと言う企画
開式の後壇上に立った僕がたぶん一番若い父親の代表だと思うのだけど
‘一緒に優しい時間を楽しみましょう’と挨拶をして、
チェギョンの横に座るとすぐに演奏が始まった♪
始めの方は真剣に聞いていたチェギョンも、ゆったりとした音色に誘われたのか
周りの妊婦達と同じ様に右に左に体が揺れ始めてとうとう僕の胸に顔をうずめて
微かな寝息を立てだした
そうだろう!断
そうなると思ったよ!当然
昨日も遅くまでレポートを書いて今朝も講義に出席していたのだから
こうなるのは目に見えていたけれど、お前の気持ちを考えて
スケジュールに組み込んで貰ったんだ
最近は公務でも二人で一緒という事が少なくなっている
チェギョンが遠出をするのは体に負担がかかるし、
もしもの事があると大変なので僕が一人で出かける事が多い
だから今回の様に二人で出かけるのを愉しみにしている様だ
いいんだよ!ゆったりして心地良いんだろ?
きっとハヌルも良い音色だなって今頃昼寝しているよ、
お前の安らかな顔を見れば起きろなんて言えないよな☆
もう少しだし寝かせておいてやろう!
あと1曲で終るという時に不意にチェギョンが起き上がり僕の胸を叩いた
「静かにまだ、演奏中だよ?」
と言う僕の目を見上げて必死に訴える優しい目があった
どうしたの?
気分悪いの?
「動いたの、初めて動いたの♪♪」
と興奮気味に叫びながら僕の手を取りチェギョンのお腹に当てた
僕には何も感じないけれど、
感激のあまり涙ぐむチェギョンを見て
‘良かったな!’と僕まで声が出てしまった
周りの妊婦達も
「良かったですね!」と一緒に喜んでくれた☆
チェギョンは5ヶ月に入っても胎動を感じない事を密かに気にしていた
今日は余りの気持ちよさに動いたハヌルの胎動を感じる事が出来た様で
嬉しさの余り叫んでしまった様だ
周りの人達の暖かい目に感謝して
夢み心地で宮に戻る事になったチェギョンは
車の中でも、ずっとお腹に集中して、
もう動かないのかな?とか
居眠りしてるのかな?とか
一生懸命に語りかける様子が嬉しい様な
ハヌルを独占されて嫉妬の様な寂しい様な
宮に戻ると、
「この子は将来音楽の方に進みたいって言うわよ!」と
早速親ばか振りを発揮するチェギョン♪
ゆったりした気持ちで音楽を聴いていたお前の気持ちが伝わって
思わず伸びをしたのだろうと思うけど
それを音楽の才能があるんじゃないかと思うお前の
鷹揚さには感心させられる
そうだ、チェギョンの写真を撮っておかないと!
初めて胎動を感じた日のプレママ☆をね♡
アイツまた何か変な事でも始めたのか?とこっそり覗いてみると
ベッドの上に胡坐をかいてDVDを見ながら「ひいひいふー×2」とやっている
そうか、この間両親教室で貰ったラマーズ法のDVDを見ながら
呼吸法を練習しているのか
いつもなら僕の足音が聞えるとウサギの様に飛び出して抱きついて来るのに
今日はそれも聞えない位に一生懸命にやっているようだ、
呼吸法の合間にはお腹に手を当てながらハヌルに話しかけている
ハヌル、ママと一緒に頑張ろうね、
お産の時に楽に早く会える様に
「楽に」って所がポイントよ、
ハヌルもママも苦しいのは嫌でしょ?
だから今から一生懸命練習して満点取れる様に頑張らなくちゃね♪
ママはね、ハヌルのパパ見たいになんでも完璧と言う訳じゃないのよ
でもハヌルはパパの完璧の半分は受け継いでいる筈だから、
その力を発揮してママを助けてね!
パパ遅いね、
二人で御留守番つまんないね。。。
僕はとっくに帰っているんですけど?<悪>
シン君帰ってたの?
ごめんね気が付かなかった
何してたの?
ハヌルとお話してたのよ、
助産婦さんが言ってたでしょ?
お腹の中でママやパパの声を聞いているって、だから!!
どんな事を話していたの?
うん、お産の時に辛くない様に
今からしっかり練習しておこうねって♪♪
パパみたいに完璧なママじゃないから助けてって?笑
なんだ、聞いていたの?
だったら声掛けてくれればいいのに
折角の親子の会話を邪魔しちゃ悪いかなってね、☆
チェギョンは最近少しお腹が目立ってきて
本人も妊婦である自覚が出てきたのか、出産に関する話や、
育児についての講演を聴いたりハヌルに良いと思う事は
積極的に取り入れ様としているみたいだ
早くも教育ママなんじゃないかとも思えるのだけれど
本人は真剣で、
夕べは母体にもハヌルの為にもマタニティスイミングがいいらしいから
自分もやってみたいと言い出した
きっと気分転換にもなるだろうし、こういう所でママ友?って言う
新しい友達関係が生まれるという事はプレパパランドのカキコで
よく見て知っているけれど、
さすがに皇室専用のプールはないし、
だからと言って裸足でさえ見せられないやんごとなき身分のお前を
一般の人達と同じ様にと言う訳にはいかない
開かれた皇室を目指す僕だけど、
この件に関してはどうしても賛成出来なかった
だってハヌルのママである前に僕の妻なんだよ?!!!
水着姿なんて絶対に見せたくなかったから
いつものお願い攻撃にも負けないで、
今回ははっきりとダメだって言えた☆
でもチェギョンも段々僕の事が判ってきたのか
反対される事は承知だったけれど一応聞いてみただけと
いつになく殊勝な口ぶりで
お互いが少しづつ成長してきたのかなって思えた
マタニティスイミングは許可出来なかったけれど、
その代わりと言ってはなんだけれど週末に妊婦とプレパパの為の
クラシックコンサートと言うイベントに公務で出かける事になった
公務と言うのがちょっと引っ掛かるけれど、
ハヌルの為になると言う一言で今までなら気が進まなかった公務にも
積極的に参加出来る様になってきたチェギョン☆
お腹の中にいる時からハヌルは僕らをしっかりとした親になる様に
教育してくれているみたいだ!笑
最近の公務の中にはチェギョンの懐妊を意識した催しも多くなり
今回のコンサートもその一つ
今から、楽しみにしているチェギョンに
「この間の様に眠るのじゃない?」とちょっと意地悪く言ってみると
「私はクラシックは苦手だけれど、
ハヌルはシン君の赤ちゃんだから
私と違って凄く興味を持つ子どもかも知れないでしょ?
例え私が眠ったとしてもハヌルには聞えていると思うし、
お腹の中で気持ちよく過ごせるならそれだけでいいのよ!!
とお腹のハヌルに話しかけながら力説していた
勿論このコンサートには僕も一緒に出かける
僕らの他にも同じ様にプレママとプレパパが招待されていて
和やかな一時を一緒に過ごして未来の国の宝である子供達に
少しでも良い環境を与えられるように、
そしてママ達にも日ごろの疲れを癒せる時間になる様にと言う企画
開式の後壇上に立った僕がたぶん一番若い父親の代表だと思うのだけど
‘一緒に優しい時間を楽しみましょう’と挨拶をして、
チェギョンの横に座るとすぐに演奏が始まった♪
始めの方は真剣に聞いていたチェギョンも、ゆったりとした音色に誘われたのか
周りの妊婦達と同じ様に右に左に体が揺れ始めてとうとう僕の胸に顔をうずめて
微かな寝息を立てだした
そうだろう!断
そうなると思ったよ!当然
昨日も遅くまでレポートを書いて今朝も講義に出席していたのだから
こうなるのは目に見えていたけれど、お前の気持ちを考えて
スケジュールに組み込んで貰ったんだ
最近は公務でも二人で一緒という事が少なくなっている
チェギョンが遠出をするのは体に負担がかかるし、
もしもの事があると大変なので僕が一人で出かける事が多い
だから今回の様に二人で出かけるのを愉しみにしている様だ
いいんだよ!ゆったりして心地良いんだろ?
きっとハヌルも良い音色だなって今頃昼寝しているよ、
お前の安らかな顔を見れば起きろなんて言えないよな☆
もう少しだし寝かせておいてやろう!
あと1曲で終るという時に不意にチェギョンが起き上がり僕の胸を叩いた
「静かにまだ、演奏中だよ?」
と言う僕の目を見上げて必死に訴える優しい目があった
どうしたの?
気分悪いの?
「動いたの、初めて動いたの♪♪」
と興奮気味に叫びながら僕の手を取りチェギョンのお腹に当てた
僕には何も感じないけれど、
感激のあまり涙ぐむチェギョンを見て
‘良かったな!’と僕まで声が出てしまった
周りの妊婦達も
「良かったですね!」と一緒に喜んでくれた☆
チェギョンは5ヶ月に入っても胎動を感じない事を密かに気にしていた
今日は余りの気持ちよさに動いたハヌルの胎動を感じる事が出来た様で
嬉しさの余り叫んでしまった様だ
周りの人達の暖かい目に感謝して
夢み心地で宮に戻る事になったチェギョンは
車の中でも、ずっとお腹に集中して、
もう動かないのかな?とか
居眠りしてるのかな?とか
一生懸命に語りかける様子が嬉しい様な
ハヌルを独占されて嫉妬の様な寂しい様な
宮に戻ると、
「この子は将来音楽の方に進みたいって言うわよ!」と
早速親ばか振りを発揮するチェギョン♪
ゆったりした気持ちで音楽を聴いていたお前の気持ちが伝わって
思わず伸びをしたのだろうと思うけど
それを音楽の才能があるんじゃないかと思うお前の
鷹揚さには感心させられる
そうだ、チェギョンの写真を撮っておかないと!
初めて胎動を感じた日のプレママ☆をね♡